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嫌われないか不安……「愛犬との関係」に関する疑問にお答え!
「愛犬からどう思われているのだろう?」「愛犬に嫌われないかな?」など、飼い主さんの中には、愛犬との関係性についてお悩みの方も少なくないようです。
そこで今回は、『いぬのきもち』によせられた「愛犬との関係性にまつわる疑問」をいくつかピックアップし、専門家の先生からの回答とともにご紹介します。
Q.愛犬は嫉妬しているの?

多頭飼いをしているのですが、1頭をなでていると、もう1頭が間に割り込んできます。これは、嫉妬しているのでしょうか? またその場合は、どう対応すればよいのでしょうか?
A.2頭仲よくしているときにかまって
犬も「不公平」という感覚はわかるので、嫉妬の感情があると考えられています。
1頭をなでているときに割り込んでくる場合は、すぐに2頭ともかまうのをやめましょう。そのかわりに、2頭が仲よくしているときにほめてあげてください。そうすることで、「2頭で仲よくしていたほうがかまってもらえる」と伝わります。
なお、犬は1対1の対応を好む傾向があるので、散歩は1頭ずつ行く、1頭ずつたくさんほめる時間をつくるなどの工夫も大切です。
Q.どうやったら愛犬からの好感度が上がるの?

愛犬は飼い主の私よりも、おやつを持って遊びに来てくれる友人のほうが好きなように思えます。友人よりも私に対する好感度を上げるには、どうしたらよいのでしょうか?
A.イイコにしてくれた愛犬をほめてあげて!
ただおやつを持って来るだけの人には、警戒して近づかない犬もいます。もしかしたら愛犬は、大好きな飼い主さんの友人だから、警戒心をゆるめてくれたのかもしれません。
まずは、友人の前でイイコにしていられた愛犬を、「友人をもてなしてくれてありがとう」という気持ちでほめてあげましょう。
Q.どうしたらそばに来てくれるの?

愛犬は私が家にいても、あまり近寄ってきてくれません……。どうすればよいのでしょうか?
A.まずは好感度を高めよう!
犬に自ら近づいてくるよう促すのは難しいので、まずは愛犬からの好感度を高めることが大切です。
例えば、愛犬から見える場所でリラックスして過ごし、愛犬がそばに来たら、なでたり手からおやつを与えたりしてみてください。これを繰り返し行うことで、「飼い主さんのそばにいるとよいことがある」と、愛犬に思わせましょう。
Q.自分だけ愛犬から好かれていない気が……

家族の中でひとりだけ、愛犬からの愛され度が低いように思います。どうして家族の中で、愛され度に違いが出るのでしょうか? また、違いが出ないようにするには、どうしたらよいのでしょうか?
A.お世話を分担するとよいかも
もしかしたら、お世話の量や内容が平等ではないのかもしれません。例えば、ブラッシングが苦手な犬の場合、いつもブラッシングをする人が同じだと、その人のことを苦手に感じてしまうことが。
どのお世話を誰が担当するか、日によって変えるなどすると、違いが出にくくなるでしょう。
Q.しつけをして嫌われないか不安……

しつけをすると、愛犬からの愛され度が下がってしまわないか心配です……。
A.一貫した態度でしつければ好感度アップも
飼い主さんが態度を一貫させてしつけを行えば、むしろ愛犬からの信頼度を上げることにも役立ちます。
例えば、ソファに上るのはどんなときでもダメ、オスワリができたら必ずほめるなど、いつも同じ態度で接してみてください。愛犬が混乱しにくくなるので、信頼度アップにつながるはずです。
ここでは、愛犬との関係性にまつわる疑問を、5つご紹介してきました。愛犬との関係にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2018年1月号『あなたはどのくらい愛犬から愛されている?診断 もっともっと愛されるコツも紹介!』(監修:ヤマザキ学園大学動物看護学部講師 獣医学博士 獣医師 茂木千恵先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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