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犬の多頭飼いの誤解 思い通りにならないことも

「多頭飼いに憧れる」「犬たちに囲まれるなんて幸せ」と思っても、実際の多頭飼いでは、問題なく幸せな生活が送れることもあれば、反対に大きな問題となることもあります。誤解がないように、多頭飼いをする前にしっかり確認しておくべきことをご紹介します。

多頭飼いの誤解①犬同士の相性が合うとは限らない

多頭飼いの誤解 確認不足で思い通りにならないことも
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬同士の相性が悪いと争いが起こり、別々の部屋やケージで過ごさせるなど、多頭飼いが理想通りにいかないことがあります。

特にオス同士の場合は、男性ホルモンの関係で縄張り意識や所有意識、警戒心が高まる傾向があるので「同種間攻撃行動」と呼ばれるケンカが起こりやすくなります。

メス同士の場合も互いに排他的になる傾向があるので、初めて多頭飼いをする場合は、去勢をしているオスとメスの組み合わせが安心ともいわれます。

多頭飼いの誤解②思ってる以上のお金がかかる

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
1頭も2頭も大して費用は変わらないのでは?と考えている方がいたらそれは誤解です。1頭から2頭に犬が増えるということは、首輪やリード、トイレシート、食費、医療費、避妊去勢の費用など基本的に2倍以上のお金がかかります。

また、愛犬が病気になった場合は、投薬や手術など治療にお金がかかることもきちんと把握しておきましょう。

多頭飼いを成功させるために準備しておくこと

多頭飼いの誤解 確認不足で思い通りにならないことも
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
新しい犬を迎える際には、先住犬の基本的なしつけができていることが前提です。個々の性格によっても異なりますが、犬種によってはフレンドリーな傾向の犬もいれば、縄張り意識が強い犬もいます。

事前準備としては、先住犬の去勢・避妊手術をしておくこと、社交性をテストしてみること、家族の中で生活やしつけのルールを決めておくこと、本当に多頭飼いができるのかを再確認しておくことが必要です。

実際に多頭飼いをすることが決まったら、何度か顔合わせを行って犬同士の相性を確認し、ケージやトイレなど犬がそれぞれ使う物品を揃えた状態で迎えるようにしましょう。

犬同士が勝手に関係を作るというのは大きな誤解

多頭飼いは犬同士が勝手に関係を作ってくれるというのは大きな誤解です。飼い主さんの責任のもと、愛情を持ってしつけやお世話をしっかり行い、それぞれの犬の心を満たしてあげることがトラブル回避につながります。

監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

【Q&A】犬を多頭飼いする前に知っておきたいメリット・デメリット

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