犬と暮らす
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実は愛犬からの「好き!」だった!犬のツンデレサインを見逃さないで
犬は言葉を話せませんが、表情やしぐさ、行動で、飼い主さんへ「好き」をアピールしてくれます。わかりやすいものもあれば、中には逆の意味でとらえてしまいがちな「ツンデレ」しぐさも。見逃したくない愛犬からのラブコールをチェックしてみましょう。
お尻をくっつけてそっぽを向く

のんびりくつろいでいたら、愛犬が甘えてくるわけでもないのにお尻だけくっつけてきた、なんて経験はありませんか?実はこれ、愛犬からのツンデレサインです。
犬は本来、信頼する相手以外には無防備な背中を見せたがらないもの。そんな背中が飼い主さんから丸見えになる「お尻をくっつける」行動は、飼い主さんのことを「安心して背中を預けられる存在」だと認識しているからこそできるものです。
このとき愛犬は、背を向けながら、飼い主さんのぬくもりを感じてリラックスしています。スキンシップが好きな犬なら、そっと背中をなでてあげるのも、愛犬がよりリラックスできるのでおすすめです。
抱っこをすると身じろぎして体勢を直す

抱っこしたとき、愛犬がもぞもぞと動いて身じろぎをし、体勢を立て直すことがあります。
これは居心地が悪いわけではなく、むしろその逆。もっと抱かれやすい体勢をとるために、愛犬自ら姿勢を直しているのです。
飼い主さんの抱っこが大好きだからこそ、よりゆっくりと抱っこをしてもらえるようにしていると思ったら、可愛すぎますよね。
このようなときは、しばらく抱っこされていたいという気持ちに応えて、抱っこしたまま優しく声をかけてあげてください。愛犬はより安心して、飼い主さんのことがもっと大好きになりますよ。
遊びの最中にうなる

愛犬とおもちゃで遊んでいたら、愛犬がうなり声をあげた、という経験がある飼い主さんも少なくないでしょう。
犬のうなり声は怒っているときに聞くイメージがあるため、ついネガティブにとらえてしまいがちですが、実は遊びの最中のうなり声は意味が異なります。
この場合は、あまりの楽しさに盛り上がってしまい、「とっても楽しい!」とついうなり声がもれてしまったもの。
一方で、ついうなってしまうほど熱中している証でもあるため、興奮しすぎる前にクールダウンさせることが大切です。いったん「フセ」などの指示をして、犬自身でコントロールできなくなってしまう前に、落ち着かせてあげてください。
ちょっと意外な行動も、実は愛犬からの信頼の証だったと思うと、ますます愛犬のことが愛しく感じてしまいます。ぜひ今回ご紹介した例も参考に、ちょっとツンデレなサインを見逃さずに、愛犬の思いに応えてあげてください。きっとさらに絆が深まるはずですよ。
参考/「いぬのきもち」2017年4月号『もっと仲よくなれる“お返事のしかた”つき 愛犬の大好きサイン&ツンデレサイン』(監修:東京農業大学農学部バイオセラピー学科教授 獣医師 獣医学博士 増田宏司先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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