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留守番が苦手な犬のけなげな理由…飼い主さんがすべきこと

愛犬と生活していくうえで、避けることができない場面も多い愛犬の留守番。愛犬の性格によってはなかなか難しいことも少なくありません。留守番が苦手な犬や、これから留守番デビューを控える犬のために、おすすめのトレーニング方法をご紹介します。

飼い主さんに依存しすぎないようにしておこう!

コーギーのこゆきちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
留守番に慣れさせるトレーニングを始めるためにも、まずは愛犬が飼い主さんに依存しすぎないふれあい方を把握しておきましょう。
ポイントは、あくまで飼い主さん主導で愛犬とふれあうということです。

愛犬が甘えたいとおねだりしたとき、それに応えてしまうと、飼い主さんに依存しがちになる傾向が。おねだりされても落ち着くまで無視し、要求がないタイミングでオスワリをさせ、抱っこして甘えさせてあげてください。

また、一人だけに依存せず数人と関係を築けるように、家族全員でしつけの練習をしてごほうびを与えるのもおすすめです。

ふれあわない時間をつくる

トイ・プードルのもこなちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
留守番のトレーニングの第一歩は、愛犬を留守番させるサークルに入れて、ふれあわない時間をつくることです。
サークルは留守番中のケガや誤飲・誤食などのリスクを減らすためにも有効なアイテム。飼い主さんとふれあわない時間があること、サークルに入ること、この2点に徐々に慣れさせるようにしてください。
飼い主さんはそばで休んだり家事をしたりと、愛犬から見える場所で自然に過ごし、もし愛犬が吠えても、かまわず無視をしましょう。

愛犬と別の部屋で過ごす時間をつくる

ミニチュア・ダックスフンドのマロンちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬がサークルで過ごすことに慣れてきたら、今度は愛犬と別の部屋で過ごす時間を少しずつつくっていきましょう。
飼い主さんの姿が見えない状態で、犬だけで待つことに慣らしていきます。初めは20分程度から様子を見て、徐々に時間を延ばしていってください。
愛犬が静かに待っていられたら、同じ部屋に戻ったとき「イイコ」と声をかけてあげましょう。

留守番の時間を徐々に延ばす

ヨークシャー・テリアのレオンくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が部屋で一匹で待つことに慣れたら、今度はいよいよ留守番です。20分程度の短い時間から、少しずつ長くして徐々に慣れさせていきましょう。帰宅は吠え声が聞こえず、静かなタイミングで。
この練習で慣らしておけば、本格的な留守番のときでも、愛犬は飼い主さんが急にいなくなって不安になることがなく、飼い主さんも安心して出かけることができます。
留守番に慣れてもらうためには、あせらずに少しずつ環境を変えていくことが大切です。愛犬の性格や行動の傾向をしっかりと把握したうえで、上述したようなプレ留守番やプチ留守番でトレーニングを積んでいってあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2016年6月号『前後の飼い主さんの対応と環境で差がつく 愛犬を安心させる留守番 不安にさせる留守番』(監修:ジャパンケネルクラブ、日本警察犬協会および日本動物病院協会認定インストラクター 戸田美由紀先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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