一人暮らしや、夫(妻)が単身赴任中で、夫婦であっても平日は一人暮らしの状況で犬を飼っていると、お世話の手が足りないと感じることはありませんか?
ここでは、そんな一人暮らしで犬を飼っている方に知って欲しい、「一人暮らしで犬を飼うときのQ&A」をご紹介します。
Q.しつけやお手入れは一人でできる?
A.リードやおもちゃを使って工夫すればできる
「オイデ」の練習やブラッシングなどのお手入れは、たしかに一人でやるより、二人でやったほうが効率的。しかし、リードやおもちゃをうまく活用すれば、しつけやお手入れは、一人でも十分できますよ。
「オイデ」の練習の場合
オイデの練習は犬に長めのリードをつけるのがおすすめです。柱などを介してリードを持てば、犬が飼い主さんの方に来れないように制御できます。「オイデ」の指示を出したらリードを離し、飼い主さんのそばに犬が来れたらほめてあげてください。
お手入れをするときは?
ブラッシングなどのお手入れは、おもちゃで犬の気をひいて行うとスムーズです。おやつを詰めたゴム製のおもちゃを用意し、飼い主さんの足で押さえたり、サークルの柵に挟んだりして固定します。犬がおもちゃに夢中になっている隙にブラッシングしましょう。
Q.忙しくてお世話ができないときはどうする?
A.ペットホテルやペットシッターを利用する
飼い主さんが入院することになったり、仕事が忙しくなったりしたときは、犬のお世話ができなくなります。そんなときは、ペットホテルやペットシッターを利用しましょう。友人や親戚を頼れるようなら、お願いするのもひとつの手です。
また、毎日帰宅できる状況でも、仕事で疲れ果ててお世話が負担になるのなら、思い切って第三者を頼ってみてもいいでしょう。抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、一時的に預けた方がお互いのためになることも。
Q.体調を崩した中・大型犬をひとりで運べる?
A.カートを準備するか訪問医療を利用する
中・大型犬を飼っていると、いざという時に一人で運べるかを悩むかもしれません。犬を抱えるが難しいようなら、あらかじめカートや台車を用意しておくと安心です。
また、自宅に来てくれる訪問医療を利用するのも◎ 犬が倒れたときに慌てないよう、事前に利用可能な訪問医療を調べておきましょう。
一人暮らしで犬を飼っていると、ついすべて自分でやろうと、頑張りすぎてしまいがち。もちろん、それは悪いことではありませんが、万が一のときのためにも、、ほかの人の力を借りることを頭においておきましょう。
参考/「いぬのきもち」2020年3月号『家族のカタチ別困りごと直しのコツ!』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」専任しつけインストラクター 川原志津香先生)
文/pinoco
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。