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黄色い泡、緑色のウンチ……犬から「出るもの」に隠れた意外な原因とは?

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愛犬の体のことを思うと、少しの異変も心配になってしまいますよね。そんな飼い主さんたちからのお悩みに日々答えているのが、獣医師さんたち。なかでも「嘔吐」「下痢」など、愛犬の体から出るものの異変には、緊急度の高い病気が原因になっていることもあるんです! 獣医師さんたちに寄せられた実際の相談を5つご紹介します。

1.黄色い泡を吐いた!

「2、3日前に黄色い泡を吐きました。今朝も吐きましたが、元気で食欲はあります。最近フードを替えたことは関係ありますか?」(オス・2才/ミックスの飼い主さんより)

イラスト/尾代ゆうこ
イラスト/尾代ゆうこ

空腹になる間隔が早いのかも。フードの変化も関係していそうです。

黄色い液体は空腹のときに吐くことが多いです。これは、最近変えたフードのほうが消化する時間が早く、これまでのゴハンの間隔ではおなかが空っぽになっているからかも。1日のフードの量を変えずに、間隔を短くして少量ずつ与えてみましょう。元気で食欲はあるようなので、緊急性は高くなさそうです。

2.血混じりの水様便が出た!

「もともと胃腸が悪く、4日前に血が混ざった水っぽいウンチが出ました。今日はいつも通りでしたが、考えられる原因は何でしょうか?」(オス・3才/ゴールデン・レトリーバーの飼い主さんより)

イラスト/尾代ゆうこ
イラスト/尾代ゆうこ

腸炎の可能性があります

子犬であれば寄生虫疾患も考えられますが、成犬の場合は腸炎の可能性が高そうです。ただし、腸の粘膜は再生されるのが早いため、1日で粘膜が修復されて症状がおさまることも。その場合は自宅で安静にして様子を見てもよさそうですが、続く場合はできるだけ早く動物病院へ連れていき、検査を受けましょう。

3.水を飲む量とオシッコの回数が増えた!

「愛犬が飲む水の量が増え、オシッコの回数も増えました。トイレ以外でもそそうをするようになりました」(メス・9才/ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼い主さんより)

腎障害や糖尿病など、病気の可能性があります

飲水量が増す症状でシニア犬に多いのは、腎障害と糖尿病です。いずれも血液検査で可能性を探ることができます。このほか、副腎皮質ホルモンの過剰分泌によって起こるクッシング症候群や、脳や腎臓に問題があって多尿になる尿崩症(にょうほうしょう)も可能性のひとつ。早めに動物病院で検査しましょう。

4.緑色のウンチが出た!

「緑色で、粘り気のある便が出ました。どうしたらいいですか?」(メス・1才/シェットランド・シープドッグの飼い主さんより)

腸の状態がよくないかも

緑色の液体を吐く場合は、胆汁と想像できますが、胆汁で便が緑色になるとは考えにくいです。もし、黒ずんだ便を緑色と表現したのであれば、胃などで出血し、血液が黒く変色した状態の可能性も。その場合は胃腸炎の可能性が高いので、便検査をして早めに原因を突き止めましょう。

5.食事後に3回吐いた!

「1週間くらい前から2日に1回嘔吐。3日前から毎日吐いていて、今日は食べた直後に3回吐きました。かかりつけ医が休診ですが、どうしたらいいですか?」(メス・2才/トイ・プードルの飼い主さんより)

脱水症状があると心配です

絶食させて様子を見たいところですが、吐く頻度が高いので、脱水していないか心配です。脱水に対する手当ては自宅では難しいため、できればほかの動物病院で受診を。他院で受診する際は、かかりつけ医が休診であることを説明しておくと、その後スムーズにかかりつけ医に治療を引き継いでもらうことができます。

いかがでしたか? ウンチや嘔吐などのお悩みについては、どんな状況でどんなものが出たのか、そのときの様子を詳しく記録しておくと、動物病院で受診した際に診断の助けになります。写真や動画を撮っておき、獣医師に見せるのもひとつの手。愛犬の体から出たものに少しでも異変があれば、すぐに記録に残しておくとよいでしょう。

参考/愛犬との暮らしをもっと楽しむ『いぬのきもち』2017年1月号『拡大版 いぬのきもち獣医師相談室』(監修:いぬのきもち獣医師相談室)
イラスト/尾代ゆうこ
文/サトウ

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