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犬が気持ちを表す意外なしぐさ 喜び・怒り・恐怖の感情の表れ方

犬は言葉を話す代わりに、表情やしぐさ、しっぽの動きなどで感情を表現しているため、どんな感情のときにどんなしぐさをするのか、知っておくことが大切です。そこで今回は、犬の感情別によく見られるしぐさをご紹介。愛犬とさらに絆を深める接し方のコツも解説します。

喜んでいるとき、犬はどんなしぐさをする?

柴犬の虎太郎くん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は喜んでいるときに、口角をゆるめる、しっぽを高く上げる、しっぽを小刻みに振るなどのしぐさを見せます。目をキラキラと輝かせているときも、喜んでいるサインです。

飼い主さんの「うれしい気持ち」も伝えて

愛犬にこのようなしぐさが見られたら、「喜んでくれて私もうれしい」という気持ちを伝えるといいでしょう。
愛犬が喜びながら近づいてきたときは「おはよう!」などと声をかけ、うれしそうな顔で見つめてきたときは笑顔で返すのがおすすめ。そうすることで、愛犬は「自分が喜ぶと飼い主さんも喜ぶ」と気づき、絆がますます深まりますよ。

怖がっているときはこんなしぐさが見られる

柴犬の琴里ちゃんたち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が何かを怖がっているときは、背中を丸めたり、顔を背けたり、体をこわばらせたりといったしぐさが見られます。しっぽを下げたり丸めたりするのも同様です。また、怖いと感じたものから逃げ出す行動も見られるでしょう。

愛犬が怖がっていてもふだん通りに◎

愛犬が怖がっていても、飼い主さんは心配せずにふだんの顔を見せましょう。いつも通りの飼い主さんを見れば、愛犬も「飼い主さんが落ち着いているから平気なんだ」と安心できます。
愛犬が怖がる前に抱っこするなどして、怖がるものから回避させるのもいいですね。

犬が怒っているときの特徴はコレ!

ポメラニアンのサリーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
何かに怒っているときの犬は、マズルにしわを寄せたり、歯を見せたり、うなり声をあげたりします。前のめりな体勢になる、耳を寝かせる、耳を立てるなどのしぐさも同様です。

絆を深めるためには怒らせない工夫を

犬が怒るのは「これ以上は無理!」というSOSサイン。お手入れのときに怒るなら「何をどのくらいしたら怒るのか」を把握し、怒らせない工夫をしましょう。おやつを使う、少しずつ慣れさせるなどの方法がおすすめ。

リラックスしているときのしぐさは?

トイ・プードルのテンちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がリラックスしているときは、崩したフセをするほか、おなかを見せる、目を自然に開けるなどのしぐさが見られます。また、脱力したり、ほがらかな表情をしたりするときもリラックスのサインです。

愛犬が喜ぶことをしてみよう

愛犬がリラックスしているときは、「イイコだね」とほめるなど、愛犬が喜ぶことをしてみましょう。そうすることで、犬は「リラックスしているといいことがある」と覚え、安らかな気持ちでいやすくなりますよ。
犬の感情は、しぐさや行動、表情から読み取りやすいもの。愛犬の感情に寄り添った対応をすることで、信頼関係がさらに深まるでしょう!
参考/「いぬのきもち」2017年5月号『愛犬にやさしく寄り添う 喜・怒・怖・安 きもち別対応つき 絆を強めるお世話の工夫』(監修:ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士 日本動物病院協会家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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