仕事や用事で出かけるとき、愛犬を留守番させるのが心配な飼い主さんも多いのではないでしょうか? 留守番中に愛犬がイタズラをしたり、排泄を我慢したりする場合はなおさらですよね。そんな不安を解消すべく、留守番にまつわるギモンにお答えしていきます!
Q・留守番中はサークルに入れないとダメなの?
飼い主さんが出かけている間は、サークルの中で留守番させたほうが、トラブルなどのリスクは低いといえます。
ただし、部屋の中で自由にさせても問題ない子の場合は、必ずしも入れなくていいでしょう。その場合、部屋の中には愛犬のケガや誤食につながりそうなものを、一切置かないように注意してください。
Q・留守番中に排泄をしないのはなぜ?
留守番中、愛犬がオシッコやウンチを我慢している場合は、外で排泄するほうが好きで、飼い主さんが帰ってきてから散歩に行って排泄するつもりなのかも。
帰宅後、散歩の前に室内で排泄させるようにすると、変わるかもしれませんよ。
Q・留守番中だけそそうやイタズラをするのは?
ふだんはイイコなのに、留守番中だけそそうやイタズラをするという場合は、留守番中の環境が安心できるものでなく、不安や退屈さを感じているのが原因かもしれません。
サークルに入れず部屋で自由にさせている場合、犬によってはスペースが広すぎて落ち着かないこともあります。区切られたスペースで留守番させるなど、環境を見直してみるのがおすすめです。
Q・帰宅後に“うれション”するのはどう対策すればいい?
飼い主さんが帰宅すると、愛犬が興奮したり、うれションをしたりしてしまう場合は、大きく反応せず、クールな対応を。
相手にしない・そそうを淡々と片づけるなどの対応をとることで、愛犬に「興奮やそそうをしても何もいいことがない」と理解させましょう。
愛犬を留守番させることに対して、「かわいそう」「留守番させてごめんね」と罪悪感にかられる飼い主さんも多いようですが、その必要はありません。そのかわり、少しでも早起きして散歩の時間をつくってあげてください。愛犬を適度に疲れさせて快適な環境を整え、安心して出かけられるようにしましょう!
参考/「いぬのきもち」2016年6月号『前後の飼い主さんの対応と環境で差がつく 愛犬を安心させる留守番 不安にさせる留守番』(監修:ジャパンケネルクラブ、日本警察犬協会および日本動物病院協会認定インストラクター 戸田美由紀先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。