犬と暮らす
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犬を叱っても”決して通じない”4つの理由とは?
「犬だってきちんと叱ればわかる」は間違った認識です
でも叱った結果、愛犬はイイコになりましたか?
答えは「No」なのではないでしょうか?
それもそのはず。犬を叱っても、実はそれが通じない生物学的な理由があるのです!
そこで今回は、その理由についてご紹介します。
犬は物事の価値がわからないから、注意してもイタズラする!
ある解剖学者の話によると、犬は自分を客観視したり物事を対等に比較して考えたりしないそう。
つまり、相対的に考えられないと理解できない時間や数字の概念、金銭や物品の価値もわかりません。
そのため、どんなに高価なものであっても、犬にはそれが理解できないので、「これは高価なものだからイタズラしちゃだめ!」と叱っても意味が通じないのです。
犬が「気になる」「退屈だ」「噛んでみたい」と思えば、どんなに高級なものであっても噛みちぎって遊んでしまうのは、このためです。
犬は相手の立場に立って考えないから、叱ってもそそうする!
しかし犬は、脳回路がそこまで発達せず、相手の立場に立って考えることをしない(できない)ので、「これをしたら恥ずかしい」「あんなことをしたら飼い主さんに申し訳ない」という感情が生まれません。
つまり、「そそうすることは恥ずかしいこと」「イタズラするのはいけないこと」などとは思わず、犬を一生懸命注意したり、お説教をしたりしても無意味と言えるのです。
犬は二単語の組み合わせしかわからないから、叱っても通じない!
しかし、それ以上の単語を組み合わせても、その言葉の意味することろを理解するのは難しいとされています。
「訓練によっては、犬は3単語を覚えられる」と唱えている研究者もいるようですが、それはあくまで、3つの単語を〝ひとつの音信号″として理解しているレベルにすぎず、個々の単語の意味を深く理解しているわけではないようです。
そのため、語りかけるように叱ったり、長々とお説教をしたりしても、犬には通じません。
ちなみに、くどくど叱られることに対して犬は、「何か言っているな」と雑音程度にしか思っていなかったり、飼い主さんのただならぬ雰囲気を感じとって「なんだか嫌だな」と思って不快に感じたりすることもあるそうです。
犬は今、起きていることしかわからないので、あとから叱っても通じない!
過去について記憶はあっても、振り返って考えたり、反省することはなく、そのため、たとえば飼い主さんの留守中にそそうしたことをどんなに叱っても、まさに“犬に論語”。
過去を指摘されても、犬は振り返ることも反省することもできないため、叱っても何ら意味がないのです。
ちなみに、犬は過去を振り返れない動物なので、相反する“未来”という概念もわかりません。
よって「そんなことをしたら、〇〇になって、□△□が起きるから 、将来痛い目にあうよ!」などと叱っても、長い言葉の意味が通じないだけでなく、未来のことを引き合いに出すこと自体がナンセンスといえるのです。
いかがでしたか?
愛犬を叱ることは、効果も得られないだけでなく、叱ってしつけることでお互いの関係性が悪化するとも言われています。
そもそも愛犬を叱らなくてすむように、正しい環境づくりや
しつけをすることで、対応したいですね!
参考/「いぬのきもち」2019年11月号『犬は永遠の人でいう2才児なんです!』(監修:Can ! Do ! Pet Dog School代表・西川文二先生)
文/h.taco
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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