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犬が”突然"下痢や嘔吐をした! 犬の「急性胃腸炎」原因や受診の目安は?

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一見ふだんの様子と変わらない愛犬が、突然吐いたり、下痢をしたら驚きますよね。その症状、「急性胃腸炎」かもしれません。刺激が強い食べ物を食べるなどのほか、最近ではストレスが原因によるものも増えているんだとか。今回は急性胃腸炎の原因や受診の目安などについて詳しくご紹介します! 

急性胃腸炎ってどんな病気?

食べ物や誤食、ストレス以外にも、胃を刺激する寄生虫が原因となって急性胃腸炎が起こる場合もあります(イラスト/フジマツミキ)
食べ物や誤食、ストレス以外にも、胃を刺激する寄生虫が原因となって急性胃腸炎が起こる場合もあります(イラスト/フジマツミキ)

急性胃腸炎とは、唐揚げやとんカツなどといった人の食べ物や、傷んだドッグフードや水、ゴミ箱の中のティッシュペーパーや菓子の包み紙などの異物、人の飲み薬の誤飲などが原因で、胃や腸の粘膜に炎症が起き、嘔吐や下痢をする病気です。発症から数日で回復する場合がほとんどですが、嘔吐や下痢の回数が多いと脱水を起こす危険も。最近では、ペットホテルに預けられたり、飼い主さんに来客があったりなど、環境の変化にストレスを感じて急性胃腸炎になるケースも増えてきています。

どんな症状が出る? 診断の方法は?

おなかがキュルキュル鳴る、おなかが張る、食事や水が喉を通らないなどの症状が出ることもあります(イラスト/フジマツミキ)
おなかがキュルキュル鳴る、おなかが張る、食事や水が喉を通らないなどの症状が出ることもあります(イラスト/フジマツミキ)

急性胃腸炎は、「突然起きる下痢と嘔吐」がおもな症状です。胃や腸の粘膜に炎症があるため、吐いたものや排泄物の中に血が混じったり、胃の不快感のため、鼻をしきりになめたり、じっと動かなくなったりする犬も。また、腹痛を感じて、体を丸めて小刻みに震えるしぐさを見せることもあります。
診断は、身体検査と飼い主さんへの問診により、異物を誤食した可能性があれば超音波検査やエックス線検査を。若い犬で、寄生虫やウイルス感染が疑われれば、ふん便検査やウイルス検査などを行います。異物による腸閉塞、肝臓や膵臓の機能不全、大型犬に多い胃拡張・胃捻転症候群などでも嘔吐や下痢が起きるため、ほかの病気の可能性も探りながら診断します。

受診の目安はズバリこれ!

嘔吐や下痢が1日3回以上続くときは、脱水症状を起こす危険があるため、動物病院で受診しましょう。嘔吐や下痢が1回程度で、その後はいつもどおりに元気な場合は経過観察を。また、子犬の嘔吐や下痢は誤飲の可能性が高いことと、1回の嘔吐や下痢でも体内の栄養が不足する低血糖症になることがあるため、すぐに受診しましょう。


急性胃腸炎は、適切に処置すれば完治する病気です。異変が見られたら、しっかり愛犬の様子を観察し、受診が必要なら速やかに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

参考/いぬのきもち20年6月号 「現代病ファイル Vol.13 急性胃腸炎」(監修:ぬのかわ犬猫病院獣医師 平野翔子先生)
イラスト/フジマツミキ
文/melanie

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