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犬が「耳ペタ」する4つの理由 飼い主さんのそばで落ち着くから? 犬が耳をペタンと後ろに倒すワケを解説
愛犬が耳をペタンと後ろに倒すしぐさをすることはありませんか? インスタグラムなどのSNSでは、「#耳ペタ」といったこのしぐさにまつわるハッシュタグも人気のようです。そこで今回は、犬が耳をペタンと後ろに倒すしぐさをする理由について解説します!
その1 飼い主さんに信頼の気持ちを表す場合

犬が耳をペタンと後ろに倒すしぐさをするときは、さまざまな理由が考えられます。
例えば、飼い主さんのそばにいるときなどに、犬が耳をペタンと後ろに倒して穏やかな表情をしている場合は、飼い主さんに対する信頼や友好の気持ちを表現しているのでしょう。
「飼い主さんと一緒にいるとやっぱり落ち着くな~」そんな気持ちで、飼い主さんのそばにいるのです。
その2 飼い主さんに甘えたい場合

犬が飼い主さんを見上げながら耳をペタンと後ろに倒しているときは、「飼い主さんにかわいがってほしいな」と思っているのかもしれません。飼い主さんに甘えたいときに見せる、犬の奥ゆかしいしぐさともいえますね。
ちなみに、動きがわかりにくい垂れ耳の犬の場合は、耳のつけ根部分に注目しながら見るとわかりやすくなりますよ。
その2 ほかの犬に対して敵意がないことを伝える場合

犬はほかの犬などに対して、耳をペタンと後ろに倒すしぐさをすることもあります。この場合は、相手に対し「敵意がないこと」を伝えようとしているのでしょう。
耳をペタンと後ろに倒すことで、「攻撃する気はないので安心してくださいね」と相手をなだめようとしているのです。
その4 緊張や恐怖を感じている場合

そのほか、耳をペタンと後ろに倒しながらしっぽが下がっているときは、緊張や恐怖を感じているケースも考えられます。
耳の動きだけではなく、表情やしっぽの動きなどもあわせて見てあげると、愛犬の気持ちをより正確に知るヒントになるので、よくチェックするようにしましょう。
状況などから判断し、上手に対応してあげて!

このように、犬は耳をペタンと後ろに倒すしぐさをすることで、さまざまな感情を表現していることがわかりました。愛犬が耳をペタンと後ろに倒していたら、「今はどんな気持ちなのかな?」と状況や様子などよく見て判断し、上手に対応してあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2018年11月号『犬のオモシロ習性図鑑 VOL.18 お耳ぺた~ん♡』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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