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災害発生時、愛犬を守るために飼い主さんが取るべき「初動」とは?
飼い主さん自身と愛犬の命を守るために、正しい防災知識を身につけておくことが大切です。今回は、災害発生時に飼い主さんが取るべき「初動」について解説します。
「自宅にいるとき」に地震が発生! 飼い主さんはどうすればいい?
そこでまずは、飼い主さんが頑丈なテーブルの下などで安全を確保し、愛犬に声をかけて呼び寄せましょう。揺れが大きい場合は、避難経路を確保する必要がありますが、恐怖のあまり愛犬が外に飛び出してしまう危険があるので、ドアや窓を開ける前に必ずリードをつけておくことも忘れないでください。
愛犬と「外出中」に地震が発生! どこに避難するべき?
例えば、新しく建設されたビルや、市民館などの公共施設といった耐震性の高い建物、避難場所の表示がある広場などがいいでしょう。ちなみに、建築基準法が改正された1981年以降に建てられた建物は、それ以前に建てられた建物より耐震性が高いと考えても問題ありません。
そのほか、ガソリンスタンドも避難場所としておすすめです。危険物を扱っているガソリンスタンドは、消防法の厳しい建築基準をクリアする必要があるため、一般の建物より耐震性や耐火性に優れています。
大規模地震が発生! 愛犬と避難する際に飼い主さんが取るべき行動とは?
安全が確認できたら愛犬と避難所まで移動しますが、災害後は道にがれきや割れたガラスなどが散乱しているケースや、道路の混雑などが予想されます。愛犬の安全を確保するためにも、愛犬をキャリーバッグの中に入れて担いだり、カートに乗せて押したりして避難するのが望ましいでしょう。
なお、キャリーバッグやクレートは、愛犬の落ち着ける場所として避難先でも活用できますので、一つ持っておくことをおすすめします。
台風で「警戒レベル2」と発表! 飼い主さんが取るべき行動とは?
「レベル2」とは大雨・洪水注意報が発表される段階なので、本来であれば、避難ルートや避難場所を確認しておくので十分です。しかし、犬を連れて避難する必要がある飼い主さんは、一般のかたよりも避難に時間がかかるため、「レベル2」が発表された段階で避難を開始するべきといえるでしょう。
愛犬の命を守るためにも、早めの避難行動を取ることが重要です。
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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