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愛犬が安心・安全に避難するために!「1次防災袋」「2次防災袋」【#コロナとどう暮らす】

いつなんどき起こるかわからない災害――。避難が必要なほど大きな災害が発生したときに備えて、愛犬用グッズをバッグにまとめて準備しておくことが大切です。そこで今回は、犬用防災袋を用意するときに知っておきたい、重要ポイントをご紹介します。

犬用防災袋は、2種類用意するのがポイント

カワイイ犬たち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬用の防災袋の中には、避難生活に必要になりそうなものを、なるべくたくさん入れておきたいというかたも多いでしょう。しかし、災害発生時に愛犬とともに避難するには、ある程度の身軽さも重要です。

そんなときにおすすめしたいのが、すぐに持って逃げる用の「1次防災袋」と、災害がある程度おさまってから取りに行く用の「2次防災袋」を用意しておくこと。では、具体的にどのようなものを入れればいいのでしょうか。

「1次防災袋」に入れておきたいもの

なかよしさん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
命を守るための行動が取りやすいよう、「1次防災袋」の中には1日分の愛犬グッズなど、最低限のものを入れればOKです。そのとき生き残るために必要な1日分の愛犬用グッズを入れて、玄関などの持ち出しやすい場所に置いておきましょう。

入れるものの例

水/首輪・リード/おやつ/トイレシーツ(2~3枚)/ウンチ袋/ウエットティッシュ/ゴム製のおもちゃ/犬用の常備薬・お薬手帳 など
ちなみに、いつもの散歩バッグに1日分の愛犬用グッズを入れておけば、そのまま「1次防災袋」として使えるので便利ですよ。

「2次防災袋」に入れておきたいもの

なかよしピンシャー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「2次防災袋」には、2日目以降の避難生活に使う、最低3日分の愛犬用グッズを入れます。そして、ガレージや自転車置き場、車のトランクなど、建物が倒壊しても取りに行きやすい場所に置いておきましょう。
どこに置くか迷う場合は、地域の災害リスクを確認して決めるのがおすすめです。

入れるものの例

水/フード/トイレシーツ/消臭効果のあるゴミ袋/クレート/タオル/歯みがきガム/防災マット など

水を多めに備蓄しておくことも重要!

いつも一緒
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
なお、災害時は断水するケースもあるので、防災袋に入れる分を除き、自宅には3日分程度の水を備蓄しておくようにしましょう。

1日に必要な犬の飲水量は、体重1kgあたり90mlとされています。ただしこれは最低限の量であり、体を拭くなどの生活用水が必要になるほか、人用を含めると1日にかなりの量を使うため、水はできるだけ多く確保しておくと安心です。
ウォーターサーバーがあると、緊急時はタンクの中の水がそのまま備蓄水になるのでいいですね。
災害が発生したとき、愛犬が少しでも安全に避難できてストレスなく生活できるよう、しっかりと準備しておきましょう!
参考/「いぬのきもち」2020年9月号『地震、台風、ウイルスに備え、ドリル形式でおさらいしよう!防災ドリル’20>>>’21』(監修:防災士 動物福祉活動家 成田司先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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