犬と暮らす
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犬の「目」のヒミツに迫る! 視力は約0.2しかないのに動体視力がいい?
犬の視力は約0.2しかない……でも動体視力がすぐれている!
たとえば散歩中、道に落ちていた葉っぱが風で動くと、愛犬が俊敏に反応して追いかけたことはありませんか? 飼い主さんが歩くと足やスリッパが動いているのが気になり、追いかけようとする犬もいます。ボールを転がすとすぐに反応するのも、犬の飼い主さんからすると“あるある”ですよね。
犬は狩りをしていたころの名残りで、動くものを追いかける習性があります。犬にとっては“動くもの=獲物”と感じられるため、「獲物を追いかけて捕まえなくちゃ!」と、体がとっさに反応してしまうのです。
平原で暮らしていたころ、遠くで動く獲物をすばやく見つけるのに役立っていたのでしょう。
ほかにも人と違ってこんな特徴が!
また狩りをしていた時代の名残りで、犬は視野が広いという特徴もあります。ただし赤や緑などの色は区別できないのだとか。一方、青や黄色はなんとなく認識しているようです。
散歩中はとくに気をつけて!
愛犬が動くものをすぐに追いかけるときは、飼い主さんも注意が必要。散歩中はバイクや車、ほかの動物など動くものに会う機会が多いため、愛犬が突然追いかけないように気をつけましょう。リードは短めに持ち、しっかり握ってくださいね。
「いぬのきもち」2019年4月号『「ざんねんないきもの事典」シリーズで話題の今泉先生に聞いてみました! 犬ってどんな動物なんだろう?』(監修:哺乳類動物学者 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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