犬と暮らす
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子犬期に物をカジカジ……。そのかじりグセ、放っておくと大変なことに!?
子犬は歯の生え替わりで口がムズムズしたり、好奇心旺盛でいろいろなことに興味を持ったりするので「何かを噛みたい」という欲求が強く、どうしても物をかじってしまいがちです。また、子犬のころにかじりグセがついてしまうと、成犬になってからも続いてしまい、飼い主さんを困らせることに。
今回は、噛みグセのなかでも、物をかじる習慣がついてしまっているケースをピックアップして対処法をご紹介します。
留守番中に家具をかじる
噛みグセがなくなるまでは、留守番中の行動を制限しよう
そこで、かじりグセがなくなるまでは、留守番中は広めのサークルに入れるなどして犬の行動を制限し、「かじる」状況をつくらないことが大切です。
そのときに噛み壊せないゴム製のおもちゃなどを与えると、噛む欲求が満たされ、暇も紛れるのでオススメです。
かじっても楽しくないよう、苦みスプレーを塗る
苦みスプレーのつけ方は、表面が湿るほど、たっぷりかけ、スプレーが乾く前に何度もつけ直して。苦味スプレーをつけてもかじる犬なら、よくかじる家具に近づけないように柵を設けるのも手です。
落ちているペン、スリッパ、靴下をかじる
愛犬を構えないときは、ハウスに入れる
そこで、かじりグセがなくなるまでの間は、かじられると困るものから徹底して犬を遠ざけることが重要です。
かじった後に叱ってハウスに入れるのではなく、愛犬の相手をできないときは、先にハウスに入れるなどしてかじらせない状況をつくりましょう。
かじられそうな物は、徹底的に片づける
スリッパや靴下などのしまえる小物は必ず棚などにしまい、ペンやリモコンなどは、犬が届かない高い場所に置くといいですよ。ゴミ箱の中の物をあさってイタズラしてしまう犬は、フタ付きのゴミ箱に替えることをオススメします。
かじられた後の対応よりも、かじられる前の対処が重要
かじってはいけない物はかじらせず、噛んでいいおもちゃなどで遊ばせて、むやみにかじらないイイコに育てましょう!
参考/「いぬのきもち」2017年10月号『今日からチャレンジしよう! 噛みグセ直しの集中講座』(監修:家庭犬しつけインストラクター 井原亮先生)
撮影/佐藤正之
イラスト/サノマキコ
文/ichi
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