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愛犬がストーブの前から離れない!これって大丈夫?

寒い季節になると愛犬がストーブの前を陣取って離れない!
そんなご家庭もあるのではないでしょうか?
犬と暮らすご家庭でストーブを使用するときの注意点をいぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。

犬は毛があるので低温やけどに気がつかない

愛犬がストーブの前から離れない!これって大丈夫? いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――ストーブの近くばかりにいる犬はやけどを起こさないのですか?

獣医師)熱くなっているストーブに犬が直接触るとやけどをします。

他にも、ストーブに直接触らなくても、近くに長時間座っていると毛の色が変わるような低温やけどをすることがあります。この場合は、温かく異変に気づかないで起こる、ホッカイロの低温やけどのような状態です。

どうして熱さを感じないのか、疑問に思われるかもしれませんが、犬の毛の部分は感覚神経が直接あるわけではないので、熱さに気がつかないのです。

ストーブ好きな犬のやけど対策は距離をとること

愛犬がストーブの前から離れない!これって大丈夫? いぬのきもち
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――犬が吸い寄せられるようにストーブの近くに行ってしまう場合はどうしたらよいですか?

獣医師)犬に「近くにいかないで!」といっても、ストーブの前は温かいので近付いてしまうものです。

犬のいる空間でストーブを使用する場合、犬がストーブから距離をとれるように柵などの設置をしましょう。

犬の近くで電気ストーブを使うときの注意点

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獣医師)電気ストーブも犬が近付き過ぎるとやけどをすることがあるので注意が必要です。柵など使ってガードをしましょう。

もし、犬がストーブ前にいないと暖をとれない場合は、犬にとって室内が寒い状況かもしれないので、暖房方法を見直してあげたほうがよいです。

犬の近くで石油ストーブを使うときの注意点

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獣医師)外とつながり排気吸気できるタイプでない石油ストーブは、一酸化中毒になる可能性があるので換気が必要です。

石油ストーブは、石油の独特なニオイがするので、給油時も具合が悪くならないように換気を行います。

使用中にいつもと違うニオイを感じたら、使用を中止してストーブに異常がないかを確認しましょう。また、犬が石油を舐めないように気をつけてください。

定期的に換気を行い、ストーブと犬との距離が近くならないように柵でガードをし、やけどに注意しながら、寒い季節を暖かく過ごしましょう!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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