犬と暮らす
UP DATE
人と違う「犬の睡眠メカニズム」の不思議 愛犬の健康管理のためにチェック!
(1)犬は眠ることで「副交感神経」が優位になる
そのため、犬にとって睡眠は、日中の活動で使ったエネルギーを回復したり、脳のメンテナンスをしたりするほか、免疫力をアップさせるといった効果があると考えられています。
また、犬の成長や健康維持に欠かせない成長ホルモンは、眠っているときに豊富に分泌されるという特徴があるため、愛犬の健康のためにも、ぐっすりと眠れる環境を整えてあげることが重要です。
(2)犬の「睡眠リズム」は人と大きく異なる
なお、犬の眠りが浅くかつ周期が短いのは、野生時代に外敵から身を守る必要があった名残と考えられています。飼い主さんが動いた少しの物音でも反応して起きるのは、このような睡眠の特徴があるためでしょう。
(3)犬に必要な「1日の睡眠時間」は人よりも長い
個体差はありますが、1~7才の成犬に必要な1日の睡眠時間は12~15時間程度、外部から受ける刺激が多く体力の少ない1才未満の子犬の場合は、18時間程度の睡眠時間を確保する必要があるようです。
また、年齢を重ねると疲労が抜けにくく、かつたまりやすくなるため、7才以上のシニア犬も18時間程度の睡眠時間が必要になると考えられています。
(4)犬が寝るタイミングは「人の生活リズム」によって変わる
家にいる時間が長い飼い主さんのなかには、愛犬の睡眠不足について心配になるかたもいるかもしれませんが、犬は疲労がたまり睡眠が必要になれば、飼い主さんの存在に関係なく睡眠をとろうとするので、そこまで気にしなくていいでしょう。
睡眠メカニズムを正しく理解し、愛犬の健康維持に役立てよう!
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE