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人と違う「犬の睡眠メカニズム」の不思議 愛犬の健康管理のためにチェック!

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犬は睡眠時に、人とよく似た脳波パターンを出していることがわかっており、犬の健康のためにも、睡眠が必要であることが明らかになっています。そこで今回は、愛犬の健康維持のために知っておきたい、4つの犬の睡眠メカニズムについて解説します。

(1)犬は眠ることで「副交感神経」が優位になる

ブランケットで眠るシー・ズー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬は人と同じように、眠ることで副交感神経が優位になり、心身がリラックス状態になることがわかっています。

そのため、犬にとって睡眠は、日中の活動で使ったエネルギーを回復したり、脳のメンテナンスをしたりするほか、免疫力をアップさせるといった効果があると考えられています。

また、犬の成長や健康維持に欠かせない成長ホルモンは、眠っているときに豊富に分泌されるという特徴があるため、愛犬の健康のためにも、ぐっすりと眠れる環境を整えてあげることが重要です。

(2)犬の「睡眠リズム」は人と大きく異なる

すやすや眠るチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬の睡眠リズムは人と大きく異なり、犬は不規則に細かい睡眠をとり、1日に必要な睡眠時間を確保すると考えられています。また、オーストラリアの研究では、犬が夜に眠るときは、約16分の比較的浅い睡眠と約5分の覚醒(体が起きている状態)を繰り返しているという報告も。

なお、犬の眠りが浅くかつ周期が短いのは、野生時代に外敵から身を守る必要があった名残と考えられています。飼い主さんが動いた少しの物音でも反応して起きるのは、このような睡眠の特徴があるためでしょう。

(3)犬に必要な「1日の睡眠時間」は人よりも長い

眠るトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬は眠りが浅いため、体や脳の疲労を回復させるには、人よりも長い睡眠時間が必要になります。

個体差はありますが、1~7才の成犬に必要な1日の睡眠時間は12~15時間程度、外部から受ける刺激が多く体力の少ない1才未満の子犬の場合は、18時間程度の睡眠時間を確保する必要があるようです。

また、年齢を重ねると疲労が抜けにくく、かつたまりやすくなるため、7才以上のシニア犬も18時間程度の睡眠時間が必要になると考えられています。

(4)犬が寝るタイミングは「人の生活リズム」によって変わる

日向ぼっこ中の柴
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬が眠るタイミングは、飼い主さんの生活リズムによって大きく異なります。基本的には、飼い主さんが眠っているときや、仕事などで家にいない時間などに眠っていることが多いようです。

家にいる時間が長い飼い主さんのなかには、愛犬の睡眠不足について心配になるかたもいるかもしれませんが、犬は疲労がたまり睡眠が必要になれば、飼い主さんの存在に関係なく睡眠をとろうとするので、そこまで気にしなくていいでしょう。

睡眠メカニズムを正しく理解し、愛犬の健康維持に役立てよう!

毛布にくるまるワイアー・フォックス・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ここでは、犬の睡眠メカニズムを4つご紹介しました。睡眠は犬にとってさまざまなメリットがあるので、犬の睡眠メカニズムについて正しく理解し、愛犬の健やかな暮らしに役立ててくださいね。

参考/「いぬのきもち」2020年12月号『睡眠のしくみと快眠のコツを知ると愛犬が長生きに!?犬の睡眠と健康』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生、SHIBUYAフレンズ動物病院院長 日本獣医皮膚科学会所属 滝田雄磨先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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