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「肥満犬」にさせないために今すぐできる3つのこと 犬も”コロナ太り”に注意?

昨今のコロナ禍によりおうち時間が増えたことで、人では“コロナ太り”が話題になりましたよね。じつは犬も“コロナ太り”をしているかもしれないってご存じですか? 今回は、コロナ禍でも注意したい犬の肥満についてご紹介します!

おやつの与えすぎなどが原因で犬の“コロナ太り”増えている⁉

撮影/尾﨑たまき
コロナ禍で愛犬とのおうち時間が増えると、必要以上におやつを与えてしまったり、愛犬のかわいいおねだりに負けて、人の食べ物をおすそ分けしてしまったりと、フード以外のものを与える機会が増えることも。
また、リモート会議中に吠える犬を静かにさせようとして、おやつを使うこともあるかもしれません。そうした状況が長引くと、愛犬の肥満リスクがグッと上がります。

愛犬の“コロナ太り”を回避するためにしたい3つのこと

写真/殿村忠博
そんなコロナ禍の肥満リスクを軽減するために、下記の3つのことを取り入れて、肥満を予防しましょう! 
とくに、シー・ズー、ゴールデン・レトリーバー、シェットランド・シープドッグ、ミニチュア・ダックスフンド、ビーグル、パグ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなどの犬種は肥満になりやすいといわれています。
これらの犬種を飼っている飼い主さんはとくに意識的に肥満予防を行いましょう!

1)おやつは1日の上限をあらかじめ用意しておこう!

おやつの与えすぎを防ぐため、1日に与えてもいいおやつを小分けにしておきましょう。密閉できるタッパーなどに入れておき、家族で共有すれば、おやつの与えすぎを防ぐことができます!

2)散歩やマッサージで食以外に関心を持たせるよう!

家でじっとしているだけでは犬の楽しみが食べることだけになってしまい、おねだりがひどくなることも。食事以外に関心を向けるため、感染予防に気をつけながら近所を散歩したり、部屋の中でできる遊びをおこなったり、ゆっくりとマッサージをしたりして愛犬を楽しい気分にさせましょう♪

3)定期的に体重チェックをしよう!

毛のボリュームがある犬種などでは、見た目では体重の変化に気づきにくいことも。定期的に体重をチェックする習慣をつけ、体重を維持できているか確認しましょう。

ちなみに、愛犬にダイエットさせるなら「運動」はNG⁉

イラスト/石山綾子
現在、愛犬の肥満に悩んでいる飼い主さんの中には「食事量を減らす代わりに運動量を増やせば肥満も解消できるのでは?」と思う人が多いかもしれませんが、じつは肥満の犬を運動させても体重が減ることはあまりありません。
逆に、太っている犬が過度に運動してしまうと体に負担がかかり、体調を崩したり、病気になることが! 
肥満の具合によっては運動を控えぎみにしたほうがいい場合もありますので、獣医師に相談のうえ、食事量を制限することで減量を目指しましょう!
いかがでしたか? 
肥満は見た目の変化だけでなく、糖尿病や膵炎、心臓病や呼吸器疾患などさまざまな病気を引き起こすきっかけになることもあります。
飼い主さんの心がけ次第で愛犬の肥満を予防することができるので、今回ご紹介したことを実践して、愛犬の健康を守りましょう!
参考/いぬのきもち2018年11月号「いま、気をつけたい犬の現代病 肥満」(監修:三鷹・新座獣医科グループ院長 小宮山典寛先生)
写真/尾﨑たまき、殿村忠博
イラスト/石山綾子
文/melanie
※記事内の写真はイメージです。
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