人と犬が気持ちよく暮らせる社会のためには、周りの人への心配りが大切です。そのために、これからも自分も相手も気持ちよく暮らせるよう、より良いマナーを学んでいきましょう。
今回は、公園にいるときや散歩中のGOOD・BADなマナーについてご紹介します!
散歩中のお世話に関するGOOD・BADマナー
ここでは、お散歩中や公園にいるときの「お世話」に関するマナーについてチェックしてみましょう。
排泄はお散歩前に家でさせるとGOOD
散歩中の犬の排泄は、適切に処理していたとしても、ウンチがらみでトラブルになることも。そのため、可能な限り排泄は散歩前に家で済ませておき、散歩中の排泄の回数や量が減るように工夫することも大切です。
散歩中のオシッコはトイレシーツで吸収させるとGOOD
オシッコを水で流すのは多くの自治体で推奨している最低限のマナーですが、よりキレイに処理するために、水で流す前にトイレシーツで吸い取るとさらによいでしょう。
また、犬を飼っていない人にとっては、家の近くでオシッコをされることを快く思っていないことも。適切な処理を行うとしても、他人の家の門扉付近で排泄しないような配慮も心がけましょう。
ウンチを草の茂みに放置するのはBAD
犬がウンチしたところが、たとえ人通りの少ない茂みや土の上だったとしても、必ず持ち帰るようにしましょう。ウンチの未処理は、条例違反となることもあります。
散歩・公園での遊ばせ方のGOOD・BADマナー
犬同士で遊ばせるときは、相手に確認をとるとGOOD
犬同士で遊ばせるときには、トラブルを事前に回避するためにも、相手の犬の飼い主さんに確認をとるとよいでしょう。
相手の犬は、知らない犬との交流が苦手かもしれません。相手の飼い主さんに声をかけることでトラブルを回避することができます。
公園内をノーリードで遊ばせるのはBAD
人のいない広い公園でも、リードをつけるようにしましょう。これは条例でも定められているルール。犬が怖いと思う人もいますので、その人たちへの配慮も必要です。
公園でのお世話に関するGOOD・BADマナー
犬をベンチの上に座らせないようにするとGOOD
公園にある設備は、人のためのものです。ついベンチの上に乗ってしまったときには、すぐに下ろしてあげましょう。ベンチに犬を座らせてしまうと、ベンチが犬の足裏で汚れてしまいます。
公園内でのブラッシングはBAD
毛は必ず周囲に飛びますので、いろいろな人が訪れる公園でのブラッシングはやめましょう。犬が苦手な人もいますので、自宅で行うのがマナーです。
スマホを見ながらの散歩はBAD
散歩中は、愛犬から目を離さないようにしましょう。スマホを見ながらの散歩は、すれ違う人にとって危なっかしくて迷惑ですし、愛犬が自転車やバイクとの接触事故を起こしてしまう危険もあります。
蛇口から水を直接飲ませるのはBAD
犬に、蛇口から水を直接飲ませるのは、感染症予防の観点からもNGです。また、犬が蛇口に口をつけると衛生面で問題があり、不快に思う人もいます。水を与えたいときは、容器に水を注いであげるなどの工夫が必要です。
飼い主さんが「大丈夫」だと思っていることでも、実は相手を不快にしていることも。相手がどう考えるのかな、と心配りをすることも大切です。
ここでご紹介したBADなマナーをしていないか、取り入れられそうなGOODマナーはないか、ぜひチェックしてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2021年2月号『犬を飼っている人も、そうではない人も気持ちよく暮らせる社会のため 飼い主さんのGOODマナーBADマナー』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」専任しつけインストラクター 川原志津香先生)
文/みづかめ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。