犬と暮らす
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「目ヤニ取りで噛む」「ブラッシングで噛む」お手入れに噛む犬への対処法とは?
今回は、そんな困った噛み行動を直す、お手入れへの慣れさせ方をご紹介します! 少しずつ慣れさせて、噛まないイイコを目指しましょう!
1)目ヤニ取りで噛む犬への対処法は?
顔を背けたり噛んだりすることをやめさせるには、マズルをつかまれることに慣らすことから始めましょう。
まず、小指と薬指のつけ根でごほうびをはさみ、手を筒状にします。そして、手の奥にあるフードを愛犬が見つけて、自分から手の中に鼻を突っ込むように誘導しましょう。
これを繰り返して慣れてくると、手が近づくこともマズルがつかまれることも平気になって、目のケアが楽になります。この慣れさせ方は、歯みがきを嫌がる犬のケースでも効果的です。
2)ブラッシング中に噛む犬への対処法は?
ゴム製のおもちゃの中に、犬用のチーズを薄く塗り、犬が夢中になっている間にもう一方の手でブラッシングを行います。はじめから長時間行うと失敗しやすいので、時間は短めに切り上げることがコツ。慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。
3)抱っこするときに噛む犬への対処法は?
これもはり、おやつやフードを使っていい印象をつけることが解決への近道!
まず、抱き上げるときに愛犬が暴れないように手にフードやおやつをもってなめさせます。抱き上げる前にはなめさせるだけにして、抱き上げた後に与えるようにすると、抱っこにいい印象がついて慣れていきますよ!
いかがでしたか? ご紹介した方法はどれもとってもカンタンにできるものなので、困っている飼い主さんは今日からぜひ慣れさせ始めてみましょう。ただし、噛みの問題がなかなか直らない場合は、しつけのプロに相談することも検討してみてもいいですね。
参考/いぬのきもち2021年3月号「犬の気持ちがわかれば吠え・噛み問題は解決できる!」(しつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生)
撮影/尾﨑たまき
文/melanie
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