普段愛犬が見せてくれるさまざまな可愛いしぐさ。そのしぐさには愛犬の気持ちが表れて
います。今回は、愛犬が喜びの感情や安心感を抱いているときに見せるしぐさ4選をお届け! また、不安な気持ちを抱えているときに見られるしぐさも一緒にご紹介します。
口元をゆるめて目を輝かせる
飼い主さんといるときや遊んでいるときなどに、「楽しい」「嬉しい」「大好き!」といった、ハッピーな感情を抱いているときに見られるのがこのしぐさや表情。顔や体の緊張感がほどけ、舌を出していることも。
“横目で見る”は、不安のサインかも!
白目を出し、横目で見ているときは不安や見ている相手への緊張のサイン。口元はややこわばり、耳が後ろを向いていることも。
目を細めて、耳を寝かせる
撫でられたときや、好きな人に会えたときに見られるこのしぐさには、「安心」「うれしい!」などの幸せな感情が。体の緊張感がゆるみ、耳と耳の間が広がって見えます。
“まばたきする”は、不安のサインかも!
まばたきは、「落ち着かなきゃ……」「気にしないようにしよう」など、不安に対し心を鎮めるためのしぐさ。置かれている状況に不安や緊張感を抱いているサインです。また、それとは別に目に違和感を覚えているケースもあるので注意が必要です。
寝転がっておなかを見せる
愛犬がおなかを見せてくれたときは、「大好きだよ」「かまってほしいな!」といった幸せの感情が表れています。大好きな相手に対し、おなかをなでてほしいといった気持ちを持つのは、安心し相手に身をまかせている証。
“足で体をかく”は、不安のサインかも!
犬は体がかゆいときに足を使って体をかきますが、不安なときにも同じ行動が見られることがあります。不安や緊張などの気持ちを解きほぐそうとしているしぐさです。
お尻をくっつける
愛犬が飼い主さんにおしりや背中をくっつけるのは、安心しているサインです。積極的に甘えてくる性格ではないコも、こんなしぐさが見られたら信頼関係が築けている証かも。大好きな相手にだけ見せてくれるしぐさのひとつです。
“床や家具を何度も舐める”は、不安のサインかも!
暇つぶしの場合もありますが、この行動には不安やストレスが隠れていることも。また、胃のむかつきや、空腹感でもこの行動をとる場合もありますので、よく愛犬を気にかけてあげましょう。
愛犬のしぐさに隠された気持ちに寄り添って
今回ご紹介したしぐさや感情はごく一部。また、置かれている状況や性格によっても、また違った気持ちを抱いている場合があります。お届けした例を参考に、大切な愛犬にしっかり向き合って、気持ちに寄り添ってあげましょう。
参考/「いぬのきもち」2020年6月号『360度いぬのこと大調査! 第3章 早見表にしました!きもちがわかる!犬のしぐさ35』(監修:獣医師 英国APDT認定ペットドッグトレーナー 藤本聖香先生)
文/いちのへ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。