犬と暮らす
UP DATE
犬が怖がる可能性があるのはどんな人!? 見た目の特徴などを獣医師が解説
犬からは好かれたいものですが、犬は人の「見た目」でその人のことを怖いかどうか判断していることも…? 犬が怖がる可能性のある人の特徴について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
犬が怖がる可能性のある人の見た目
——犬はその人の動作やニオイなどでも警戒心を抱いたりすることがあると思いますが、「見た目」でいうと、どのような人を怖がる可能性がありますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「体が大きい人は小さい人に比べて、恐怖の対象になるかもしれません。犬は本能的に大きなものに脅威の感情を抱きます。
動作でいうと、正面から目を合わせたり、いきなり近づくなどの距離感をつかめない人のことを怖がるでしょう。とくに慣れていない状況では、恐怖心が勝ってしまうと思います」
犬が好む傾向のある人の見た目
——犬はどのような見た目の人を好む傾向があるのでしょうか?
獣医師:
「たとえば…
などでしょう。これらは、犬が敵と思うような行動がないためです」
人の見た目から「怖い」「怖くない」を判断する犬の傾向
——人の見た目で怖い・怖くないなどを判断する犬には、何か傾向なども見られるのでしょうか?
獣医師:
「臆病な犬は、人を見た目で判断するかもしれません。その人が危険かどうか判断するのには、通常は観察に時間を要しますが、臆病な犬に限っては時間がかからないように早く判断しようとするため、とくに人の口の動きに注目することがあります。
その人の口角が上がっているかどうかを確認していて、口角が下がっていると『怒っている表情』だと判断してしまうこともあるようです」
犬は人のことをよく見てるようです。ふだんから表情や声は「優しく」を意識して、犬と接してみるようにしてくださいね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
UP DATE