犬と暮らす
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いつも飼い主と一緒にいたい?「犬の嫉妬深い行動」にどう対応すればいい?
今回は嫉妬深い犬への接し方について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に話を聞きました。
飼い主と少しでも離れたくない!
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「愛犬の熱い視線を可愛いと感じるかもしれませんが、その気持ちを全面に出すことが犬の嫉妬をさらに高める可能性があります。
できるだけ落ち着いた姿勢で愛犬の気持ちを受け取ってあげるとよいでしょう。」
「自分以外と仲良くしないで!」とアピールする犬にはどう対応する?
獣医師:
「嫉妬心からの行動に向き合うよりも、優しく犬の体をなでてあげるなど、飼い主さんはどっしり構えて、落ち着いて対応するようにしましょう。
このような場面では、事前に愛犬に愛情を伝えて安心感を与えてあげるとよいですね。」
物がライバルになる?
獣医師:
「愛情を事前に伝える他に、その間は愛犬におもちゃを与えるなど、別のモノに気持ちを集中させるか、見せないようにするとよいでしょう。」
犬の嫉妬は問題行動につながることも
獣医師:
「愛犬のやきもちや嫉妬心は、飼い主さんとしてはうれしいものかもしれませんが、犬にとってはストレスに感じたり、分離不安症や問題行動につながる可能性もあります。
嫉妬心からのアピールに反応してしまうと、その行動が強く出る恐れもあるので、日頃から落ち着いているときに愛情を与えたり、愛犬との適度な距離感を意識するなどを心がけるとよいかもしれません。
愛犬の嫉妬による行動で困っている場合は、まずはかかりつけ医に相談するとよいでしょう。」
いかがでしたでしょうか? 嫉妬心の強いワンちゃんと暮らす方は参考にしてみてくださいね!
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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