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チベタン・テリアの特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑

チベタン・テリア

チベタン・テリア

英語名
Tibetan Terrier
原産地
チベット
サイズ
中型犬
グループ
愛玩犬
  • チベタン・テリアその1
  • チベタン・テリアその2
  • チベタン・テリアその3
  • チベタン・テリアその4
  • チベタン・テリアその5
  • チベタン・テリアその6
  • チベタン・テリアその7

チベタン・テリアの性格と特徴・飼いやすさ

チベタン・テリア
全身を豊かな被毛に包まれた愛らしい犬種、チベタン・テリア。紀元前から存在していたといわれ、古い歴史を誇ります。ラマ教の寺院で幸福を招く守護犬として大切にされてきました。テリアという名前がついていますが、バランスが似ているというだけで無関係。物静かでやさしい性格です。

チベタン・テリアの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向

※参考『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)

チベタン・テリアの性格

テリア種とは無関係なので、当然、興奮性の高いテリア気質ではありません。古くからチベットの僧侶たちの間で愛玩用に飼われてきた犬種で、基本的にやさしい性格です。
しかし、用心深い一面もあるため、見知らぬ人には大きな声で吠えます。ムダ吠えをさせないためには、子犬のころからしつけをすることが重要です。

チベタン・テリアの大きさ

体高が40cm程度の中型犬です。体型は横から見ると体高と体長がほぼ同じスクエア形で、テリア種とバランスが似ています。

体高:オス 35.6~40.6cm メスはわずかに小さい/体重:8~14㎏

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体長:前胸の出っ張りから、お尻の出っ張りまでの長さ。

チベタン・テリアの毛色の種類

チベタン・テリア
チベタン・テリア
チベタン・テリア
チベタン・テリアは、長く豊かな被毛が全身をおおっているのが特徴です。被毛の色は、チョコレート、レバー以外なら、ホワイト、ゴールデン、クリーム、ブラック、グレー、パーティ・カラーなど、何色でも許容されています。

チベタン・テリアの価格相場(2024年)

チベタン・テリアは一般的に入手が難しく、輸入や専門ブリーダーからや、保護犬譲渡がおもな入手方法です。 

チベタン・テリアの心配な病気

・しだいに視力が低下する「進行性網膜萎縮症」
・ひざの皿(膝蓋骨)がずれる「膝蓋骨脱臼」
・股関節の成長に異常が起こる「股関節形成不全」

チベタン・テリアの飼い方

チベタン・テリア
チベタン・テリア

ポイント(1)毎日、戸外で充分な運動量を確保して

穏やかでやさしい性格ですが、活動的な犬種なので、運動不足にならないように注意して。毎日、朝夕30分程度の散歩を欠かさないようにしましょう。ドッグランなどでの自由運動やボールなどを使った遊びも喜びます。

ポイント(2)ムダ吠えをさせないトレーニングを

見知らぬ人や侵入者に大きな声で吠える番犬として活躍してきた犬種です。現代の家庭犬として生活するには、ムダ吠えをさせないように子犬のころからしつけを行うことが重要です。また、目のまわり、口まわり、足まわりなどをおとなしくお手入れさせるトレーニングもしておきましょう。

ポイント(3)ブラッシングは毎日、丁寧に

豊かな被毛は、チベタン・テリアの魅力のひとつ。顔から体のすべてが長い被毛に包まれます。毛玉予防のため、毎日、ピンブラシでブラッシングを行いましょう。足先などの長い被毛のカットの際には、プロの技術が必要になります。

ポイント(4)年齢と目的に応じたフードを

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているもののなかから、ご自身の犬に合ったフードを選択します。

犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう

手作りフードは与えているものを飼い主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

チベタン・テリアに似た犬の種類

チベタン・テリアのかわいい画像

チベタン・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
チベタン・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

チベタン・テリアの歴史や背景

チベタン・テリア
紀元前から存在していたといわれるチベタン・テリアは、長い間、ラマ教の寺院で幸福を招く守護犬として大切にされ、幸福が逃げないようにと門外不出とされていました。イギリス人内科医の手で西洋に運ばれて以降、一般の家庭で飼われるように。気立てがよく、愛嬌たっぷりのコンパニオンドッグとして愛されています。
監修:ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部 准教授 福山貴昭先生 (博士[学術]・愛玩動物看護師)
参考:『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)
CATEGORY   中型犬

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