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マンチェスター・テリアの特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑

マンチェスター・テリア

マンチェスター・テリア

英語名
Manchester Terrier
原産国
イギリス
サイズ
小型犬
グループ
テリア
  • マンチェスター・テリア
  • マンチェスター・テリア
  • マンチェスター・テリア

マンチェスター・テリアの性格と特徴・飼いやすさ

ブラック&タンの被毛スマートなシルエットが特徴のマンチェスター・テリア。イギリスのマンチェスター地方で作出され、19世紀に「ネズミ早狩り競技」で活躍しました。感受性豊かで、飼い主さんに従順な性格です。

マンチェスター・テリアの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向

※参考『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)

マンチェスター・テリアの性格

飼い主さんへの共感性・感受性が豊かで、飼い主さんの気持ちを察することのできるよい家庭犬となります。ただし、すばやいネズミを捕るために必要な能力である「すばやく動くものを反射的に追う、捕らえる」行動はまだ備わっています。散歩は毎日時間をかけてゆっくり行いましょう。

マンチェスター・テリアの大きさ

マンチェスター ・ テリア
オスで体高40~41cm、メスは38cm前後、体重8kg前後、メスはこれよりやや小さく、小型犬に分類されます。筋肉質のコンパクトな体型で、テリア種のなかでもスマートなスタイルが特徴です。

オス 体高:40~41cm/体重:8kg前後
メス 体高:38cm前後/体重:オスよりやや軽い

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

マンチェスター・テリアの毛色の種類

マンチェスター・テリア
マンチェスター・テリアの被毛の色は、ブラック(漆黒)&タン(マホガニー)のみで、色の境界は明瞭であることが望ましいとされています。被毛は厚く滑らかで密生しており、光沢があります。

マンチェスター・テリアの心配な病気

・目の中のレンズがずれてしまう「水晶体脱臼」
・足が細いために起こりやすい「骨折」
・骨と骨の間の椎間板が飛び出し脊髄を圧迫する「椎間板ヘルニア」
・太腿の骨のつけ根の部分が壊死してしまう「レッグ・ペルテス病」

マンチェスター・テリアの価格相場(2022年)

マンチェスター・テリアは一般的に入手が難しく、輸入や専門ブリーダーからや、保護犬譲渡がおもな入手方法です。

マンチェスター・テリアの飼い方

マンチェスター ・ テリア
マンチェスター・テリア

ポイント(1)散歩は時間をかけてゆっくりと

もとはネズミを捕る犬として作出されたため活発で、動くことが大好き。散歩は気分転換と筋肉の維持を目的とし、時間をかけてゆっくりと行ってあげましょう。狩猟本能を満たすためのおもちゃ遊びも生活のなかに積極的に取り入れましょう。

ポイント(2)滑りにくい床で飼育を

滑りやすいフローリングなどの床材は関節に負担をかけるうえにケガの原因にもなりやすいので、カーペットを敷くなど滑りにくい床で飼育をしましょう。また、高い場所からの飛び降りは骨折の原因になるので、段差の少ない環境を整えて。細長いしっぽをドアにはさまない注意も必要です。

ポイント(3)きれい好きなのでこまめにお手入れを

マンチェスター・テリアは短毛なので、本来お手入れに手間はかかりません。ラバーブラシや獣毛ブラシを使用して週3回程度を目安に、ブラッシングをして抜け毛や汚れを取り除きましょう。

ポイント(4)年齢と目的に応じたフードを

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているもののなかから、ご自身の犬に合ったフードを選択します。

犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

手作りフードは与えているものを飼い主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

マンチェスター・テリアに似た犬の種類

マンチェスター・テリアの歴史や背景

マンチェスター・テリアは、18世紀にブラック・アンド・タン・テリアとウィペット祖先犬との交配により、イギリスのマンチェスター地方で作出されたとされています。19世紀に「ネズミ早狩り競技」で大活躍し人気を集めましたが、競技がすたれると同時にマンチェスター・テリアの数も減り始め、現在ではあまり見られなくなりました。
監修:ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部 准教授 福山貴昭先生 (博士[学術]・愛玩動物看護師)
参考:『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)
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