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愛犬を社会化させるためにじっくり進めたい”お散歩デビュー”のステップ

愛犬を迎えたら、必ず必要になるのが社会化のためのしつけ。そのためにも、外の世界と触れ合うお散歩はしっかりと準備をしておくことが大切です。
今回は、愛犬が生活環境に慣れてきたころに、お散歩という次のステップに進むための方法を解説します。

外に出る練習をする

マルチーズのはなちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が家の中の環境に慣れてきたら、外での社会化を行いますが、ワクチン接種がまだの場合は地面に下ろすのはNGです。小型犬なら横抱きの状態で、中・大型犬ならカートなどで外に出ましょう。そのためにも、まずは家の中で抱っこやカートに慣れることが大切です。

外の景色に慣れさせていこう

トイ・プードルのモカちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
室内での抱っこ歩きやカートなどでの移動に慣れてきたら、いよいよ外に出てみましょう。
まずは、抱っこした状態(またはカートの中で)で家の中から外を見せて、外の風景に慣れさせます。
犬は動いているものに視線を向けるので、人や自転車などが通ったら、その様子を見せつつフードを与えましょう。
窓の外の景色に慣れたら、次は玄関先に出ます。同じように外の様子を見せながら、手からフードを与えてください。

家のまわりを歩いてみる

玄関先にも慣れたら、愛犬を抱っこしたまま、もしくはカートに乗せて、家のまわりをゆっくり歩きます。ときどき数分ほど立ち止まりながらフードを与え、その場所での刺激に慣れさせましょう。

外でいろいろなものに慣れさせよう

ゴールデン・レトリーバーのハクちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
家のまわりでの刺激に慣れたら、いよいよ外での社会化を進めましょう。人や犬、車やバイクなどの動くもの、人が多い場所など、あらゆるものや場所に慣れさせていきます。

犬に慣れさせよう

お散歩中に犬などに出会ったら、ほかの犬に慣れさせるチャンスです。抱っこした状態で相手の犬を愛犬に見せましょう。存在を確認させ、フードを与えて様子を見ます。

物に慣れさせよう

動いている車や自転車などは、少し離れたところから愛犬に見せてください。フードを食べられるようであれば、徐々に近づいていきましょう。
順を追ってさまざまな事柄に慣れさせることで、人間社会で過ごすストレスを軽減することができ、犬は精神的に安定します。性格などによって個体差はあるため、焦らずじっくりと、愛犬のペースにあわせて進めてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2017年7月号『12回で基本すべてをマスターできる! はじめてしつけコンプリートドリル vol.5 社会化しつけ』(監修:しつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」 代表 西川文二先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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