犬と暮らす
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犬に”雨の日グッズ”は必要?レインコートを嫌がる場合は?「雨の日散歩」の考え方
雨の日のお散歩の考え方について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
雨の日の散歩は「行く」が基本、でも愛犬に合わせることも必要
原先生:
「犬にとって外に行くことは、排泄をするなどの必要性があり、雨の日でも晴れの日と同じようにお散歩に行きたいと感じているコが多いのではないでしょうか?
ただ、中には雨の音が怖いと感じてしまうコなどもいるため、このような場合では、無理をさせずにお休みをしてもよいでしょう。」
犬の雨の日グッズは飼い主にメリットが大きい
原先生:
「犬の雨の日グッズと呼ばれるレインコートやポンチョ、ブーツなどは本来必要ではありません。
犬の雨の日グッズは、基本的に犬が汚れないようにしたいと感じる人側のメリットが大きいグッズだと思います。
また、犬用のレインコートなどは発色がしっかりとしているなど目立つデザインが多いです。
この理由としては、雨の日は視界が悪くなるため、車の運転手などに犬の存在を知らせて事故を防ぐという意味合いもあると考えられます。」
犬がレインコートを嫌がる場合は着させなくてもOK
原先生:
「犬はレインコートを着ることで、体が動きにくくなったり視界が悪くなることに対して嫌がるコもいると思います。
レインコート自体は雨の日の散歩に必須のアイテムではないので、嫌がる場合は着用しないで出かけてしまってもOKです。」
雨のお散歩から帰ったら愛犬をしっかり乾かすこと
原先生:
「基本は家に帰ってきたら、すぐに体についた水分をタオルでしっかり拭き取ってあげましょう。
ドライヤーを使うと乾いた気分になってしまうことが多いですが、乾かし残しが起こりやすいので気をつけてください。」
これから雨の日のお散歩が多くなる時期です。「雨の日散歩」の考え方について参考にしてみてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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