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愛犬を亡くして重いペットロスになりがちなケース どう対処すればよい?
今回は、いぬのきもち獣医師相談室の川田優貴先生が、重いペットロスになりがちなケースと対策ご紹介します。
ペットロスの状態は人によって異なる
しかし、ペットに対する気持ちは人それぞれで、自分がペットロスになっていることに気がついていないケースもあるため「ペットロスはこうである」とは一概にはいえません。
ペットロスは経験したことのある人でないとわからない感覚であるがゆえに、自分の症状が重くなっていることに気がつきにくい傾向があります。
ペットロスが重くなりがちなケース
- 責任感の強い人
- ペットを優先した生活をしていた
- ひとり暮らしと1頭のペットと生活していた
- 突然死などペットと予期せぬ別れをした
- 最期に立ち会えなかった
- ペットが亡くなって孤独を感じている人
感情が豊かで、ペットの気持ちに寄り添おうとしてきた人やペットのお世話や治療方法が「これでよかったのか?」と自問自答して責任を感じやすい人は、重いペットロスになるケースが多いようです。
重いペットロスを防ぐためにできること
例えば、お葬式や納骨を行い区切りをつける、仏壇やお墓を作る、アルバムを作成する、手紙を書くという人もいます。また、共感してもらえる人にペットとの思い出や自分の気持ちを話すことで事実を冷静に受け止めるようになると、気持ちの整理につながるでしょう。
獣医師の立場からお伝えできることは、ペットロスで悩まれている場合は、一人で抱え込まずに、一度心療内科や精神科の医師にご相談していただくのが一番かと思います。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
編集/いぬのきもちWeb編集室
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