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散歩時も注意が必要!室内と外の寒暖差は犬に負担に【愛犬のための寒さ対策】

寒い冬の季節、人は防寒対策やお肌の乾燥対策などを行いますが、犬にも冬のケアは必要なのでしょうか。この記事では、「犬の寒さ対策・乾燥対策で注意すること」いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

犬にも寒さ対策は必要

犬にも冬のケアは必要!寒さや乾燥対策をお忘れなく
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人が寒いと感じるように、犬にも寒さ対策は必要です。特に子犬や老犬は寒さに弱いといわれますが、住んでいる場所や環境の違いなど、犬種などによっても個体差があります。

室内では温度は25℃前後、湿度は50%程度に保っていれば必要ありませんが、外出時は、寒がりの犬には洋服を着せてあげるとよいでしょう。

室内で暖房器具やペットヒーターを使用する際は、犬が冷たい場所と暖かい場所を自由に移動できるようにしてあげましょう。お留守番中のエアコン調節が難しければ、毛布やドーム状などの暖かい寝床を使用するのもおすすめです。

犬の状態によっては乾燥対策が必要なことも

犬にも冬のケアは必要!寒さや乾燥対策をお忘れなく
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人の乾燥対策ではクリームや加湿器などを使用する方も多いのではないでしょうか。犬も空気の乾燥によって肉球の乾燥やひび割れなどが起こりやすくなるため、保湿剤などを使ったケアが必要な場合もあります。

また、のどの粘膜が乾燥すると呼吸器のバリア機能が低下するため、適切な湿度を保てるように気をつけてあげましょう。心臓病や気管虚脱の持病を持つ犬は咳が重症化しやすくなることがあります。

乾燥対策について気になることがあれば加湿器の使用など、かかりつけ医に相談をするとよいでしょう。

寒い日のお散歩は温度差に注意すること

犬にも冬のケアは必要!寒さや乾燥対策をお忘れなく
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
雪が好きな犬は、冷たく柔らかい不思議な雪の感触に夢中になって跳ね回ります。犬は毛に覆われていることもあり、人より寒さに強い犬種もいますが、極寒の日や大雪の日のお散歩は必須ではありません。

冬のお散歩で注意することは屋内と屋外の温度差です。
人と同じように、犬も急激な温度変化は血圧の急激な変動を起こして心臓に負担がかかります。暖房の効いた部屋からお散歩や排泄のために外に出る際は、一度、玄関など少し寒い場所で体を慣らしてから外に連れ出しましょう。
シニア犬や心臓に病気を抱えている犬は特に気をつけてください。

寒さに強い犬も弱い犬もいるので、一概にはいえませんが、小型犬や寒がりの犬、シニア犬は寒さ・乾燥対策をしてあげましょう。

犬の寒さ対策~寒さに弱い犬や寒さが犬に与える影響、防寒グッズなどについて~

監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生
文/maki
構成/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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