犬と暮らす
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子犬を暑さから守ろう! はじめての夏、特に気を付けることは?
「子犬をお迎えしたはじめての夏に気を付けること」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
子犬が夏に体調を崩しやすい理由
岡本先生:「子犬は成犬のように体温調節ができないので、夏の暑さだけでなく室内の冷房で体が冷えて体調を崩しやすいからです。」
①室内の暑さ対策を万全に
岡本先生:「室内ではひんやりマットや犬用アイスノン、冷房器具などを組み合わせて使用するとよいでしょう。
ただし、冷房で部屋を冷やす際には、そのお部屋の中に“冷えを避けやすい場所”を一緒に用意してあげるのがおすすめです。
ブランケットをふんわり丸めてもぐりこめるようにした隠れ場所や、冷風が直接あたらないようなドーム型のベッドなど、子犬が冷えを感じた際に心地良く過ごしやすい場所を、いくつか用意するとよいでしょう。
冷え具合の目安としては、犬が安静時に浅く速い呼吸『パンティング』による体温調節が必要のない室温にするとよいです。」
②寒暖差や散歩への配慮も
岡本先生:「子犬が1日を過ごす中でなるべく寒暖差がないように室温を調節することも大切です。
また、日中のお散歩はパッド(肉球)の火傷や熱中症のリスクがあるので避け、涼しい時間に行くようにしましょう。」
③季節に限らず子犬を観察する習慣を
岡本先生:「子犬の思わぬ体調不良や異変に気が付くために飼い主さんができることとしては、普段から食事や体重、排泄などの状態を確認して、記録しておくとよいかと思います。」
子犬は暑い季節には体調を崩しやすいことを頭に入れて、暑さ対策や室温の管理を行いましょう。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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