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ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの特徴・性格・飼い方

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通称“ウエスティ”として親しまれているウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア。丸い瞳が印象的なキュートさは子犬の頃からダントツ。そんなウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの特徴・魅力 

くりっとした瞳にニンジンのような形の尻尾、愛きょうのあるしぐさ……成犬になっても子犬のようなあどけない姿がキュートな印象です。元猟犬として、小さいながらも力強く筋肉質な体つきで、スタミナも旺盛。とても活発に動き回る陽気なテリアの代表格です。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの歴史 

スコットランドのポルタッチを原産として作出されたテリアです。虎毛模様などの色が多いケアーン・テリアから時たま生まれる白い毛色のイヌを利用し、この地でマルコムス氏が白いイヌを増やしたことが基になってウェスティは誕生しました。アメリカでは1908年にローズニーズ・テリアという名前で純犬種登録が始まりましたが、1909年に現在のウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアと正式に改名されました。また1917年までケアーン・テリアとの交雑が認められていましたが、アメリカが禁止したことに始まり、今では別々の犬種として繁殖がされています。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの外見上の特徴 

体高※26~28cm。体重約5~8kg。頭部は毛を放射線状にボリュームを持たせてセットし、体は皮膚に沿うように硬い被毛をまとい、肢や胸・腹にはスカートと呼ばれる長めの被毛ををまとう特徴的なグルーミング・スタイルを持ちます。毛色は頭からしっぽまで白一色、ダブルコートで硬い毛の下には細く軟らかい下毛があります。体質はテリアらしくたくましく筋肉質で、軟らかさがあまりないことは外見上からも感じることができます。顔は、黒い眼・鼻・唇によりしっかりと豊かな表情が、わかりやすく表現されています。小さくピンと立った三角の耳がラフなグルーミングスタイルの中に小さなアクセントになっていてかわいらしいです。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの性格 

スコットランド原産のテリアの中ではもっとも陽気で社交的といわれますが、同時に独立心が強く、周りに媚びないマイペースな性格の持ち主でもあります。散歩も自分の行きたい方向を譲らない、おもちゃをなかなか離さないなど、こうと決めたら一本気で頑固な一面があります。気質をよく理解したうえで、しつけやお世話をすることが大切です。また、ニオイなどから相手をしっかり見極めた上で接する賢さがあります。そのため知らない犬などに出会うとしばらく警戒心が強いように思える行動をとります。しかし、もともと好奇心が強いため、次第にちょっかいを出すように。飼うにつれて信頼関係が築けると、陽気で友好的な一面に親近感が湧く犬種です。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアを飼うのに向いている人 

テリア種の中では、比較的飼育しやすい性質をしていますが、白い被毛をスカート状に伸ばすカットスタイルは非常に汚れやすいです。生活の中で毎日マメに被毛のケアができる人か、犬の汚れをあまり気にしない人にむいています。頑固でマイペースなテリア種の特性をきちんと理解したうえで、「素直にいうことを聞かないところがカワイイ!」くらいの気持ちで、いい意味で愛犬に振り回されることを楽しめる人に向いています。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの飼い方 

農場でネズミなどを狩る役目をしていたウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、狩猟本能や探求心に富み、スタミナも旺盛。これらの気質と行動ニーズをきちんと理解して飼わないと、運動不足による欲求不満により問題が生じてしまうこともあります。しつけは、無理にいうことを聞かせようとしても難しいので、行動ニーズと作業欲求を散歩や遊びなどで満たしながら、飼い主さんが望ましいと思う行動に導きましょう。毎日の散歩は十分に行うとともに、定期的にドッグランや広い庭などで思う存分走らせて体力を発散させましょう。安全な場所でニオイ嗅ぎにつき合ったり、獲物に見立てたおもちゃや食べ物をあらかじめクッションの下などに隠してお探させる遊びも、探索欲求を満たすことができるのでおすすめです。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

好奇心旺盛なので、入ってほしくない場所には、仕切りなどを設置して事故を予防しましょう。とくに留守番させるときは、必ずサークル等に入れて思わぬ事故を防ぐようにします。運動が不足するとパワーが有り余ってタタミやカーペットを掘ったり、ゴミ箱などを引っかき回したりといった問題行動が出ることも考えられます。フタ付きのゴミ箱にする、イタズラされたくないものは引き出しや箱にしまうなどの対策も必要です。また、噛んで命に関わる電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。
皮膚にトラブルを持つ犬が多いので、通気性の良い生活環境も心がけましょう。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているものの中から、ご自身の犬に合ったフードを選択します。犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「皮膚管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのお手入れ・トリミング 

比較的抜け毛が少ないので室内飼いに向いています。涙焼けを予防する、白い毛並みの美しさをキープするためには、こまめなお手入れが必要です。毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必要になるため、お手入れが苦手にならないように、誰から体のどこを触られても平気でいられるように子犬の頃から慣れさせておきましょう。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが気をつけたい病気 

・食事やダニ、花粉などさまざまなアレルギー物質が原因「アレルギー性皮膚炎」
・皮膚から分泌される脂分に異常が起こる「脂漏性皮膚炎」
・探求行動からのゴミあさりや拾い食いなどによる「誤飲誤食」
・脂性の強い皮膚炎が悪化して硬くなってしまう「ウエスティ表皮形成異常」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 3
初心者向き 4
友好的   3
お手入れのしやすさ 3
訓練のしやすさ 3

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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