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シニア犬がかかりやすい「ホルモンに関わる」3つの病気 どんな症状があるの?
「シニア犬がかかりやすいホルモンに関わる3つの病気」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
シニア犬はホルモンに関わる病気になりやすい
ではここからは、シニア犬に多いといわれる3つのホルモンの病気と主な症状についてみていきましょう。
①甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症を発症すると、甲状腺から分泌されるホルモンが低下するため、
- 元気や覇気がない
- 動作が鈍くなる
- 散歩に行きたがらない
- 代謝が下がって太りやすくなる
- 脱毛や膿皮症、外耳炎になりやすい
など、個体によってさまざまな症状がみられます。
②クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
クッシング症候群を発症すると、
- 飲水量が増える
- おしっこの量が増える
- お腹が膨れる
- 毛が抜ける
- パンティングが増える
- 筋力が低下する
などの症状がみられます。
③糖尿病
糖尿病を発症すると、
- 多飲多尿
- 十分食べているのに痩せる
- 嘔吐や下痢
- 昏睡状態(糖尿病性ケトアシドーシス)
- 白内障や腎症、神経障害などの合併症を引き起こす
などの症状がみられることがあります。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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