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落ち葉や木の枝も 犬が誤食すると危険な秋から冬の植物とは

秋から冬は愛犬と過ごす中で紅葉を見たり落ち葉の上を歩く機会も多くなりますが、この時季に犬にとって危険な植物もあるようです。

「犬が誤食すると危険な秋〜冬の植物」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬に危険な植物①落ち葉や木の枝

犬が誤食すると危険な秋〜冬の植物 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬のなかには、散歩中に落ち葉や折れた木の枝を口に入れてしまったり、ボリボリと食べてしまうコもいます。

「落ち葉」「木の枝」は基本的には毒があるわけではありませんが、葉や枝に消毒薬が撒かれていることも考えられますし、落ち葉を集めてある場所はノミやダニ、毛虫やムカデなどがいる可能性もあります。

また、落ち葉をためた深い場所に犬が落ちてしまうと見つけることが難しくなってしまう危険もあります。

風で落ち葉が飛んだときに追いかけてしまったり落ち葉のたまったところを歩きたいコ、落ちているものを何でも口に入れてしまう癖のあるコは、見晴らしのよい芝生など、落ちている物が少ない場所を散歩しましょう。

犬に危険な植物②シクラメン

犬が誤食すると危険な秋〜冬の植物 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「シクラメン」は冬の鉢植えとして有名ですが、品種によっては秋頃から咲くものもあります。犬がシクラメンを誤食すると下痢や嘔吐を起こしたり、場合によっては死亡する可能性もある危険な植物です。

一番安全な方法は、犬に危険な観葉植物を置かないことですが、シクラメンを育てている場合は、犬が届かない場所に置くようにするとよいでしょう。

万が一食べてしまった場合は動物病院を受診して、いつ頃食べたのか、また、食べてからの症状を伝えて獣医師の指示に従ってください。

犬に危険な植物③クリスマスローズ

ポメラニアン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「クリスマスローズ」は冬から春に咲く植物ですが、犬の誤食による中毒が多いです。

犬がクリスマスローズを誤食すると毒性が強く、嘔吐や下痢、口腔内のただれ、心停止を引き起こすことがあり、大変危険な植物なので注意が必要です。

犬にとって秋から冬に危険な植物は他にもある

柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
他にも、愛犬との散歩中に見かける「ヒガンバナ」や道に落ちている「銀杏の実」なども犬が誤食することで中毒症状を起こす可能性があるので注意が必要です。

屋外でも屋内でも愛犬が危険な物を誤食をしないように注意したいですね。これからの時季の参考にしてください。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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