犬と暮らす
UP DATE
犬を迎える前に確認しよう! 飼育に必要な覚悟、費用、時間を徹底解説
犬を飼うときの覚悟や心構え
もし、狭いケージやサークルの中に入れっぱなしにするような飼い方をするつもりなら、犬を飼うことはやめるできです。
犬を飼うために必要な環境づくり
とくに子犬の場合、ものを噛むいたずらをしてしまうことが多く、そのまま誤飲する危険もあります。そういった事故を防ぐためにも、犬にとって危険なものをしっかり片づけておくことが大切です。
犬に十分なお金や時間をかけられるかどうかも大切
犬の飼育にかかる費用
- 食費
- 畜犬登録料
- 狂犬病予防注射、混合ワクチン接種費
- 獣医療費
- 避妊・去勢手術代
- ノミ・マダニ・フィラリアの予防薬
- グッズ購入費(ケージ、サークル、トイレ、ペットシーツ、食器、お散歩グッズ、ベッド)
- トリミング代
- ペットホテル代 など
こういった費用を合算して算出すると、犬1頭の生涯にかかる費用の目安は、小型犬で約350万円、中型犬で約460万円、大型犬で約570万円ともいわれています。
犬のお世話にかかる時間や手間
さらに、犬は散歩や飼い主さんとのスキンシップの時間がとれない日が続くと、QOL(生活の質)が著しく下がります。そのため、犬だけを残してまる1日自宅をあけることができません。
そのほか、体調不良の際の動物病院の受診や、自宅での介護に費やす時間が必要になる可能性もあります。
年齢によってお世話の時間や手間が変わることも
生後6カ月ごろまでの子犬には、こまめな食事やしつけ、社会化のトレーニングなどで、1日の大半の時間を費やす必要があります。また、お留守番をさせる場合、生後6カ月でも6時間以内に収めるのが理想といわれています。
一方シニア期の犬は、寝ている時間が多いので目を離す時間があっても大丈夫ですが、寝たきりの場合、数時間おきの体位変換や排泄、食事や飲水の介助が必要です。筋力が衰えやすくなっているので、マッサージや歩行の介助も必要になってきます。
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬を迎える前に考えよう!必要な覚悟や費用』
取材・文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE