犬と暮らす
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嘔吐したり、ぐったりするコも 「車酔い」をしやすい犬の傾向と対処法|獣医師解説
【調査】愛犬は車酔いをしたことがある?
【体験談】愛犬が車酔いをしたときの様子は?
嘔吐してしまった
- 「初めて動物病院に連れて行くとき、尋常じゃないほどよだれがひどくなり、酔ったのかも?と思っていたらそのあと2回嘔吐しました。吐いたあとはぐったりで、かわいそうでたまりませんでした」
- 「車に乗って30分くらいでハアハア言って、吐きました」
- 「カーブの多い道は必ず吐いてしまう。超ゆっくり運転すればなんとか大丈夫なときもある」
- 「最初は調子良かったんですけど、目的地に着く直前に戻してしまいました」
- 「ごく近場の場所までだったのですが、まだ車に慣れていなかったパピーの頃、車に乗せるたびにぐったりしていました。一番酷かったのが、吐いたものが車の後部座席全体に飛び散ったことです。1才過ぎたあたりから車酔いはしなくなりました」
- 「お迎えする日、ペットショップから我が家までに距離があり、初日から1時間の車移動…。途中、休憩もはさみましたが、嘔吐してしまいました。家についてからはすぐに元気に戻り、その後の健康診断では問題なし。その後、車移動に慣れるべく、10分〜20分のドライブ練習を経て、30分くらいの車移動なら大丈夫になってきました」
- 「つらそうにおすわりして、背中で息するようにし、苦しそうにして吐いてしまいました」
呼吸が荒くなったりする
- 「車が苦手で、乗っている間はずっと舌を出して呼吸が速い。吐いたりはしませんが、車酔いなのかなと思ってます」
- 「息遣いが荒くなって、ずっとハアハア言ってました。口の周りはヨダレで濡れます。長距離移動のときは動物病院で酔い止めの薬をもらいます」
- 「帰省するのに高速に乗るため、スピードが速いのと窓の閉め切りで息が荒くなり、落ち着きがなくなる」
- 「走ったあとのように呼吸が速くなる、よだれが垂れる、あくびを何度もする」
- 「心臓がドキドキ、降りたら下痢」
ぐったりしてしまう
- 「いつも元気すぎるのに、ぐったり…。水も飲まないでじっとしていたので、それからは車に乗せてないです」
- 「つづら折りの山道で気分が悪そうにしていた。少し停めて休憩を入れたら元気になった」
- 「よだれがすごく出て、しばらくして嘔吐し、その後ぐったりしてしまいました」
【獣医師解説】車酔いをしやすい犬の傾向 対処法は?
犬の車酔いの原因や対処法について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「車酔いをしやすい犬には、次のような特徴があるでしょう。
・車に慣れていなくて緊張してしまうコ
・車でテンションが上がり興奮しやすいコ
・一度車酔いを経験し、苦手意識を持ってしまっているコ
もし愛犬が車酔いしてしまった場合は、車を停めて、落ち着くまで外の空気を吸わせてあげるようにしましょう」
愛犬が車酔いをしないように、飼い主さんができること
「車に慣れていない・興奮してしまうコの場合は、近隣へのお出かけをこまめに繰り返して、徐々に慣れさせることが大切です。
三半規管の問題の場合は、慣れてくると車酔いしなくなるケースもありますが、動物病院で吐き気止めを処方してもらってもよいかと思います。かかりつけの獣医師に相談してみるとよいでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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