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爪やすりはかけたほうがいいの?犬の爪お手入れ方法
犬の爪切りを行うときに、爪をパチっと切ったままだと切り口に尖った部分ができてしまい、犬が体をかいたときなどに爪で体を傷つけてしまうことがありますが、このようなときは爪やすりを使うとよいそうです。
「犬の爪にやすりをかける目的」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。
犬の爪のお手入れにやすりを使う方法がある
白山先生:
「犬の爪のお手入れは爪切りを使用するほかにも、爪やすりを使った方法があります。
爪やすりをかけることで、爪の切り口を滑らかにすることができたり、ニッパーやギロチン、ハサミなどの爪切りを使用する以外にも爪の長さなどを微調整することができます。」
犬の爪にやすりをかけることでケガを予防できる
白山先生:
「切りたての爪の状態でマットや人の洋服に爪がひっかかってしまうことを軽減したり、自分の体をかいたときに被毛や皮膚を傷つけにくくするメリットがあります。」
犬の爪をお手入れするときのコツ
白山先生:
「犬の爪のお手入れでは、まず、子犬の頃から足先を触られることに慣れさせることが大切です。
爪を切ったり削ったりするときには、
- 爪を切りすぎないこと
- 爪の先の尖った部分を斜めに少しずつ切ること
- 犬にも人にも無理のない姿勢で行うこと
これらのことに気をつけて爪のお手入れをしてあげてください。
また、爪やすりを使用する場合は、手動と電動のものがありますが、電動の爪やすりは手動のものよりも一定の力で爪を削ることができるので、ばらつきもなく手早く終えることができるでしょう。」
もし、愛犬の爪切りに自信がない場合は動物病院やトリミングサロンで切ってもらうと安心ですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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