1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 雑学・豆知識
  4. 「犬のよい眠り」のためにしてはいけない飼い主の行動 ついやってしまいがち?

犬と暮らす

UP DATE

「犬のよい眠り」のためにしてはいけない飼い主の行動 ついやってしまいがち?

愛犬が気持ちよさそうに眠っているときに、つい起こしたくなってしまうことはありませんか? 寝顔が可愛かったとしても無理に起こしたりはせず、愛犬がゆっくり眠れる環境を作ってあげるようにしましょう。

「犬のよい眠りのためにしてはいけない行動」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

犬が1日に必要とする睡眠時間は約12〜15時間

ついやってしまいがち? 犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動とは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は1日のうち寝ている時間が長い動物です。犬の睡眠時間は生活環境や年齢などで個体差はありますが、1日に必要とする平均睡眠時間は約12〜15時間といわれています。

犬が慢性的に睡眠不足になると体調不良がみられることがある

ついやってしまいがち? 犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動とは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
長い睡眠時間を必要とする犬がゆっくりと体を休ませることができずに慢性的な睡眠不足になると、体調や行動に変化がみられることがあります。

たとえば、睡眠不足によってストレスが溜まり、思考力の低下から無駄吠えや噛みつきなどの問題行動につながったり、体に疲労が蓄積して体力が低下したり、消化不良を起こしたり、食欲低下などにつながる可能性があります。

愛犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人にとっても安眠を妨害されることは気持ちのよいことではありませんよね。愛犬がゆっくりと体を休めている睡眠中は、寝ている愛犬を無理に起こすことはやめましょう。

ついやってしまいがちな飼い主さんの行動を3つピックアップしました。

①近くで大きな音を出す

愛犬の寝ている近くで掃除機をかけたり物を落とすなどの行動は、大きな音が眠りの妨げとなるだけでなく、警戒心や不安が高まって安眠ができなくなってしまいます。

②愛犬の体に触れる

寝ている愛犬の体にむやみに触れたり、撫でたりする行動は、愛犬がリラックスすることができればよいですが、急に体に触られるとびっくりして起きてしまうことがあります。

③室内の明るさを変える

愛犬の寝ている場所の明るさを急に明るくしたり暗くする行動は、周囲の明るさが変わったことを愛犬が敏感に感じ取るため避けた方がよいでしょう。

愛犬の良い眠りのために飼い主ができること

いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が良い眠りをするために、飼い主さんは愛犬が安心できる静かな寝場所を用意してあげてください。また、寝場所の室温や湿度を一定にしてあげるなど環境を整えてあげることも大切です。

犬は年齢や生活リズム、季節などによって必要な睡眠時間や眠る時間帯が変化してくるため、愛犬の睡眠のサイクルを把握して愛犬が寝ているときには睡眠を邪魔しないように配慮してあげましょう。

ふかふかのベッドや飼い主さんのニオイを感じられるものなどを近くに置いてあげると、よりよい睡眠に繋がるかもしれません。

愛犬が安心して眠れる環境作りの参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬の平均睡眠時間って?たくさん寝るのには意味があった!』
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る