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「無理では?」と思える場所にグイグイ入り込む! 飼い主にくっつきたがる犬の心理|獣医師解説
とある日、小学6年生の息子さんがゴロゴロしながらテレビを観ていると、しろ子ちゃんが写真のように寄りかかってきたのだそうです。
背中同士をピタッとくっつける、しろ子ちゃんと息子さん。仲が良くてなんとも微笑ましい光景ですが、このあとさらにほっこりな展開に!
「無理では?」な場所に入り込み…
寝床確保
しろ子ちゃんは「自分は小さめ」と思い込んでいる?
「初めは『くっついていて可愛いな〜』と思ってカメラを向けていましたが、しろ子は見るたびに図々しく隙間に入り込んでいき、次男も『えー?』みたいに戸惑っていました(笑) そんなふたりのやりとりがおかしくて、そのたびに写真を撮っていた感じです」
「いつも家族の中心にいて、笑いを提供してくれる」
そんなしろ子ちゃんについて、飼い主さんは「いつも家族の中心にいて、笑いを提供してくれます」と話していました。
【獣医師解説】飼い主さんにくっつきたがる犬の心理
「冒頭のしろこちゃんの写真は、息子さんのそばにいたいのか、コタツの狭い隙間に無理やり入り込んでいましたね。
写真の中の家族に囲まれているしろ子ちゃんの表情は、非常にリラックスしているように見えます。そのため、しろ子ちゃんは本当に家族が好きで、心理的な距離だけでなく物理的にも『近くにいたい!』と思っているのではないでしょうか。
今回のしろ子ちゃんのように家族の近くにいようとしたり、くっつきたいと積極的に行動を起こす傾向がある犬は、感情の表現が豊かだったり少し寂しがり屋の性格のコに見られると考えられますね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/柴田おまめ
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