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ぬるま湯とつけ置きがポイント! 犬の薬用シャンプーの使い方と注意点

愛犬の皮膚にトラブルがあるときに、獣医師から薬用シャンプーの使用をおすすめされたことはありませんか? 薬用シャンプーの使い方を知っておくと、愛犬の皮膚のケアに役立ちます。

「犬の薬用シャンプーの使い方と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬の薬用シャンプーと市販品の違い

ぬるま湯とつけ置きがポイント! 犬の薬用シャンプーの使い方と注意点 いぬのきもち
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――犬の薬用シャンプーとはどのようなものですか?

岡本先生:
「犬の薬用シャンプーとは、医薬部外品の認定を受けたシャンプーになります。抗菌作用、保湿作用などの効果が期待されるシャンプーです。

犬の薬用シャンプーは、皮膚が慢性的にベタついたりカサつくコやアトピーで痒みがでるコ、高頻度で感染性皮膚炎を繰り返すコなどの症状のある犬に適しています。」

犬の薬用シャンプーの使い方

ぬるま湯とつけ置きがポイント! 犬の薬用シャンプーの使い方と注意点 いぬのきもち
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――犬の皮膚の状態や使用する製品によっても異なるかもしれませんが、犬の薬用シャンプーの一般的な使い方を教えてください。

岡本先生:
「犬の薬用シャンプーを使ったシャンプーの手順としては、
  1. 犬のブラッシングを行い余分な抜け毛を取り除く

  2. お湯の温度を30〜35度程度のぬるま湯に設定し、犬の全身もしくは洗いたい患部をよく濡らす

  3. 薬用シャンプーを泡立てる

  4. 犬の全身もしくは患部に泡を揉み込んでそのまま10分程度時間をおく

  5. 30〜35度程度のぬるま湯でよく洗い流す

  6. 被毛の水分を拭き、乾かす(このときメインはタオルドライで行います)」

犬の薬用シャンプーを使用する際の注意点

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――犬の薬用シャンプーを使用する際に気を付けることはありますか?

岡本先生:
「薬用シャンプーを使ってご自宅で愛犬のシャンプーを行う場合、お湯の温度を高く設定してしまっていたり、泡を揉み込んだ後に製品に記載されている時間通りにつけ置きができていない飼い主さんが多いので、ぬるま湯を使うことと泡を揉み込んだ後にしっかりつけ置きをすることに気を付けるとよいでしょう。」

薬用シャンプーは犬の皮膚に何らかの症状がみられるときに使用するシャンプーです。正しい手順でできるように使用方法をよく確認することも大切ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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