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愛犬の体重が減ってきた? 犬が痩せる理由と対応

成犬の体重管理では、体重ができるだけ増えたり減ったりしないように食事や運動の量を調整しながら、体重を維持するように気を付けている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

では、犬が痩せる場合にはどのような理由が考えられるのでしょうか。

「犬が痩せる理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬が痩せるのはカロリー不足や病気の可能性がある

愛犬の体重が減ってきた? 犬が痩せる理由と対応 いぬのきもち
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――犬が痩せてきている(体重が減少している)という場合、どのような理由が考えられますか?

岡本先生:
「犬が痩せる場合、代謝カロリーに対して摂取カロリーが足りていなかったり、食べたものから栄養を吸収できない病気や栄養を取られてしまう病気を患っている可能性が考えられます。

シニア犬の場合は筋力や消化機能の衰えなども考えられるでしょう。」

愛犬が痩せてきたときの対応

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――愛犬が痩せてきたと感じたとき、飼い主にできることはありますか?

岡本先生:
「犬の体重が減少している場合は、健康や命に関わる病気の可能性もあります。

このため、食事量を増やしても体重が増えない場合や体重減少以外にも何か症状がある場合は、早めにかかりつけの獣医師に相談した方がよいでしょう。」

犬の体重管理には体重測定が欠かせない

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――犬の体重管理で大切なことがあれば教えてください。

岡本先生:
「犬の体重を管理するためには体重測定を行う習慣をつけるとよいですね。月に1回程度を目安に体重を測定して記録しておくことをおすすめします。

ご自宅では犬用の体重計を使用する方法もありますが、人用の体重計を使って、犬を抱っこした状態と抱っこをしていない状態で体重を量ることで、重さの差から愛犬の体重がわかりますし、定期的に動物病院に行くことで正確な体重を測定できます。」

犬の体重管理というと肥満や体重の増加に注目されがちですが、体重の減少にも注意が必要ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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