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犬の毛にひっつき虫がついて取れない! 犬の体にオナモミがついたときの対処法

秋から冬にかけて、愛犬が散歩中に草むらや茂みの中に入ったとき、体中にオナモミなどのトゲのついた植物の種がついてしまったことはありませんか?

これらの種は「ひっつき虫」や「くっつき虫」と呼ばれていて、犬の被毛に絡みつくと取れにくく、飼い主さんを困らせる散歩中の出来事といえますよね。

では、ひっつき虫の代表格であるオナモミが犬の体についたときはどう対処すればよいのでしょうか?

「犬の体にオナモミがついたときの対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

そもそも「オナモミ」ってどんな植物?

犬の毛にひっつき虫がついて取れない! 犬の体にオナモミがついたときの対処法 いぬのきもち
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オナモミは高さ1メートルほどになる1年草の雑草で、秋には茎の先に1〜2センチの楕円体でトゲに覆われた果実を付けます。

衣服についたオナモミの果実を取ろうとするとますますくっつくことから「揉むな」という言葉が名前の語源と考えらえていて、マジックテープのヒントになったともいわれています。

「オナモミ」の仲間には、ほかにも「オオオナモミ」「イガオナモミ」「トゲオナモミ」などの種類があります。
(出典:環境省 自然環境局 生物多様性センターホームページ「ひっつき虫図鑑」)

犬の体にオナモミがついたときの対処法

犬の毛にひっつき虫がついて取れない! 犬の体にオナモミがついたときの対応 いぬのきもち
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犬の体にオナモミがついた場合は、コームや玉付きスリッカーブラシでブラッシングをすると取りやすいです。

犬の毛にオナモミがすごく絡みついてしまった場合は、指先やノミ取りコームを使用して少しずつ割くように毛をほぐして取るか、ハサミでカットするとよいでしょう。ブラッシングスプレーや水で湿らすと取りやすくなる場合もあります。

犬の体についたオナモミを取る際は、毛を引っ張って痛がらせないように注意してください。オナモミが愛犬の毛に絡まったとき、どうしても取れない場合は動物病院に相談するのもよいでしょう。

犬の足裏にオナモミがついた場合の対処法

犬の毛にひっつき虫がついて取れない! 犬の体にオナモミがついたときの対処法 いぬのきもち
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犬の肉球の間など足裏にオナモミがついた場合は、指かコームで種を取るとよいでしょう。トゲが刺さるなど足裏が傷ついている場合は、すぐに動物病院を受診することをおすすめします。

犬の体にオナモミなどのひっつき虫がついてしまったら痛くないように種を取ってあげましょう。オナモミの取り方、参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
参考/環境省 自然環境局 生物多様性センターホームページ「ひっつき虫図鑑」
https://www.biodic.go.jp/reports2/parts/5th/5_96_tebiki/5_96_tebiki_03.pdf
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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