季節の変わり目は犬も体調不良が起こりやすいといわれています。では、冬から春になるこの時季はどのようなことに注意して愛犬と過ごしたらよいのでしょうか?
「冬から春に注意したい愛犬との過ごし方」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
冬から春、季節の変わり目は犬が体調を崩しやすい
冬から春を迎える季節の変わり目は、気温が安定しないことから犬が胃腸炎を起こしたり、春先に増えてくる花粉にアレルギー症状を起こすことがあるなど体調を崩しやすくなります。
春は「犬がストレスを感じやすくなる」といわれる理由
また春は「犬がストレスを感じやすくなる」といわれることがありますが、この理由として、
- 犬の活動量が変わる
- 生活環境が変わる(一緒に住む家族の人数が進学などで減る、飼い主さんが引っ越す)
など、春になって環境が変わることが多いからだと考えられます。
冬から春へ、犬との過ごし方のポイント
冬から春へと季節が変わる頃は、愛犬が過ごす空間の室温管理と運動量の調整、環境の変化に気をつけてあげるようにしましょう。
①室温の管理
愛犬が快適に過ごせるように、その日の気温や湿度によってエアコンやタオルケットなどを使ってこまめに室温を調節してあげるとよいでしょう。
②運動量の調整
気温が暖かくなると犬も活動的になってお散歩やお出かけの量が増えるケースも多いかと思いますが、急激に活動量を増やすと体の不調につながることがあるため、愛犬の様子をみながらゆっくりと運動量を調整しましょう。
③環境の変化
犬にとって環境の変化はストレスとなることがあるため、可能な限り環境変化がないようにしてあげましょう。
愛犬ができるだけストレスを感じないように、冬から春の過ごし方や環境づくりに気をつけてあげたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください