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体重計に自ら乗って飼い主を見つめる犬 行動からわかる心理を獣医師が解説!

毎日、毎秒でも褒められたい?
体重計に乗って飼い主さんを見つめるごまちゃん
@gomashiba_1108
X(旧Twitter)ユーザー@gomashiba_1108さんが「褒めてくれるの分かってて、気付いたら体重計に乗ってる(笑)この時洗面所で顔洗ってたんだけど、視線感じて振り向いたらこれ…」と投稿した、こちらの写真。愛犬のごまちゃん(撮影時1才5カ月/柴犬)が飼い主さんのことをじーっと見つめているのですが、よく見ると足元には体重計が。

「体重計に乗ったよ? えらい?」と言わんばかりに飼い主さんを見つめるごまちゃんの姿に、X(旧Twitter)ユーザーさんからは「これでもかってくらい褒めちゃいますね」「信じられないくらい賢いっ!」「ごまちゃん、偉い〜!」などのコメントが寄せられています。

そんなおりこうなごまちゃんについて、いぬのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しいお話をうかがいました。

体重計に乗ると褒めてもらえる!

体重計の電源を入れると反応するごまちゃん
電源を入れると、自分から体重計に乗ります!
@gomashiba_1108
ごまちゃんが体重計に乗ることを覚えたのは、1才5カ月になった頃でした。この行動は、飼い主さんが「ごまが自分から体重計に乗れば、体重測定がラクになる」と考え、ごまちゃんが体重計に乗るたびに褒めたり、おやつをあげたりしたことがきっかけだといいます。

「褒められたい」「おやつが欲しい」との思いで体重計に乗るごまちゃんを見て、飼い主さんは「おやつ欲しいんだなぁ、可愛いなと感じました。おそらく今回も、おやつや褒めてほしさに体重計に乗ったのだと思います」と話します。
投稿には「可愛い」「賢い」など、さまざまなコメントが寄せられていました。SNSの反響について、飼い主さんはこう話します。
飼い主さん:
「みなさんが可愛い、賢いと言ってくださり、ごまもとても嬉しいと思います。 また、ごまが体重計に乗る理由について『より高い位置から飼い主さんを見たいのかも』というコメントもあり、私も『そうだったらいいな…』とかなり微笑ましく感じました」

とても賢いごまちゃん

お散歩のあとに玄関で飼い主さんを待つごまちゃん
足を洗うまで玄関で待機!
@gomashiba_1108
今回の体重計のエピソードのほかにも、ごまちゃんには数々の賢いエピソードがあります。

飼い主さんの家では、散歩のあとは家に入る前にごまちゃんの足を洗うのが習慣になっているのだそう。あるとき、帰宅後すぐにトイレに行きたくなってしまった飼い主さんは、ごまちゃんに「待っててね」と言い、玄関から離れたことがありました。

すると、ごまちゃんは飼い主さんがトイレから戻ってくるまで玄関でおりこうに待っていたとのこと。家に入りたい気持ちがあっても、「まだ足を洗っていないから!」と理解していたようです。

【獣医師解説】自分から体重計に乗る犬の心理

体重計に乗るごまちゃん
@gomashiba_1108
ごまちゃんは、飼い主さんが褒めてくれるのを知っていて自分から体重計に乗るようになったそうです。犬のこの行動からどのような心理が読み取れるのか、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
岡本先生:
「今回のごまちゃんは、自ら体重計に乗ることで飼い主さんが喜んでくれることを学習しており、『ご褒美がほしい』『褒めてほしい』という気持ちで行動している様子がうかがえます。

ごまちゃんのように“褒められることを理解している犬”というのは、ほかにも…
・コマンドを出す前にオテやオスワリをする
・自らケージの中に入る
・トイレで排泄したときに飼い主さんのほうを見てくる
などといった行動を見せるのではないでしょうか。

このような行動を見せやすい犬は、食欲旺盛なコや、飼い主さんに注目されたい・かまってほしいコに多いかと思われます」
写真提供・取材協力/@gomashiba_1108さん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/雨宮カイ
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