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冬の寒さ対策に犬服は必要? 犬に洋服を着用させる際の注意点
では、犬に洋服を着せる場合、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
「寒さ対策で犬に洋服を着用させる際の注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
寒さ対策で洋服を着用している犬たちもいる
原先生:
「冬場の寒さ対策で洋服を着用させることが多いのはトイ・プードルやミニチュア・ピンシャー、チワワ、ヨークシャー・テリアなどですね。体が小さく、かつ被毛が薄めの犬種が挙げられます。」
犬服を脱ぎ着させるときの注意点
原先生:
「犬の洋服を脱ぎ着させるときは、犬の足や爪が袖などに引っかからないように気をつけましょう。犬服に足や爪が引っかかることで捻挫や爪折れなどの思わぬケガにつながってしまうことがあります。」
愛犬が洋服を嫌がる場合の対処法
原先生:
「洋服を着ることが苦手な犬に対しては、寒さ対策さえできればよいので無理はさせないようにしてください。まずは、そのコがいる部屋の室温を高く保ったり、ベッドや布団などで本人がくるまって温まることができる環境を整えてあげるのがよいでしょう。
そのほかでは、着脱が楽な犬服を探してみたり、人でいうレッグウォーマーやアームウォーマーなどの一部分だけの犬服からはじめてみるのもよいですね。」
犬服はずっと着せたままにしない方が好ましい
原先生:
「愛犬が洋服を着るのが大好きなコの場合は気にしなくてよいかもしれないですが、基本的に犬はあまり洋服が好きではないことが多いです。
また、洋服の中で被毛と皮膚が蒸れてしまうことで皮膚炎のリスクになることも考えられます。洋服をずっと着用させるのは避ける方が好ましいでしょう。」
犬の寒さ対策の参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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