犬と暮らす
UP DATE
散歩中に飼い主の足の間から“ニョキッ”と現れる柴犬 甘えん坊な行動からわかることは?|獣医師解説

飼い主さんに話を聞くと、この写真はとある日の散歩中に撮影したものだそう。こむぎくんの耳が隠れて頭がツルッとしている姿がアザラシのように見えることから、飼い主さんは「甘えんぼアザラ柴」と呼んでいるそうです。
Xのフォロワーさんの間でも、こむぎくんのこの姿は毎回人気だといいます。
こむぎくんが「甘えんぼアザラ柴」になる状況は?


「過去の写真を見ると、3才ごろにはもう足の間に刺さっていました。この行動を始めるようになったきっかけは、ある寒い冬の日の散歩中の出来事だったかと思います。
歩いていて足が冷たくなってきたこむぎが、抱っこをせがんできたことがありました。私の足を止めようと甘えて足の間に入ってきたのが、最初だったかなと思います」

甘えん坊なこむぎくんの姿は、Xで1.2万件の「いいね」(2025年4月23日時点)がつくなど反響が。飼い主さんは反響について、どう思ったのでしょうか。
「このときはたくさんの『いいね』をいただきました。その後も、“甘えんぼアザラ柴”になるたびにポストしていますが、いつもフォロワーのみなさんから『可愛い』と言っていただき、嬉しく思います」
【獣医師解説】飼い主さんの足の間から顔を出す犬の心理

「飼い主さんの足元は、愛犬にとって安心できる場所です。また、犬は体に添う狭い場所に本能的に安心感を抱くので、飼い主さんの足の間は不安や甘えの気持ちを満たすのにぴったりの場所なのかもしれません。
また、“足の間に入る”という行動をとったときに『飼い主さんがなでて抱っこしてくれた』という嬉しい経験も、行動を強化するきっかけになったのでしょう」
写真提供・取材協力/@8WpW5RcF9WCFJrQさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE