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散歩中に飼い主の足の間から“ニョキッ”と現れる柴犬 甘えん坊な行動からわかることは?|獣医師解説

犬の「抱っこして」のサインにキュンとする!
飼い主さんの足の間から顔を出すこむぎくん
ニョキッ。
@8WpW5RcF9WCFJrQ
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@8WpW5RcF9WCFJrQさんが投稿していた、こちらの写真。飼い主さんの足の間から“ニョキッ”と顔を出している愛犬・こむぎくん(撮影時5才/柴犬)が写っています。

飼い主さんに話を聞くと、この写真はとある日の散歩中に撮影したものだそう。こむぎくんの耳が隠れて頭がツルッとしている姿がアザラシのように見えることから、飼い主さんは「甘えんぼアザラ柴」と呼んでいるそうです。

Xのフォロワーさんの間でも、こむぎくんのこの姿は毎回人気だといいます。

こむぎくんが「甘えんぼアザラ柴」になる状況は?

「甘えんぼアザラ柴」になるこむぎくん
単身赴任中の飼い主さんが帰ってきて、「甘えんぼアザラ柴」になるこむぎくん。
@8WpW5RcF9WCFJrQ
こむぎくんは以前から散歩中に抱っこしてほしくなると、飼い主さんの足にくっついて甘えてきたのだそう。それがしだいに、飼い主さんの背後にまわって足の間に顔を突っ込むようになったのだといいます。
飼い主さんの足の間から顔を出すこむぎくん
別の日のこむぎくん。またもや、飼い主さんの足の間からニョキッ。
@8WpW5RcF9WCFJrQ
こうしたこむぎくんの行動について、「普段から足の間によく“刺さって”いる」と表現する飼い主さん。いつごろから見られるようになったのでしょうか。
飼い主さん:
「過去の写真を見ると、3才ごろにはもう足の間に刺さっていました。この行動を始めるようになったきっかけは、ある寒い冬の日の散歩中の出来事だったかと思います。

歩いていて足が冷たくなってきたこむぎが、抱っこをせがんできたことがありました。私の足を止めようと甘えて足の間に入ってきたのが、最初だったかなと思います」
笑顔が可愛いこむぎくん
笑顔が可愛いこむぎくん。
@8WpW5RcF9WCFJrQ
現在は単身赴任中で、週末しか家にいないという飼い主さん。あの日は1週間ぶりの帰宅だったようで、「こむぎは久しぶりに帰ってきた私に甘えてきたんだと思う」と振り返っています。ちなみにあのあと、飼い主さんがナデナデして抱っこしてあげると、こむぎくんは喜んでくれたそうです。

甘えん坊なこむぎくんの姿は、Xで1.2万件の「いいね」(2025年4月23日時点)がつくなど反響が。飼い主さんは反響について、どう思ったのでしょうか。
飼い主さん:
「このときはたくさんの『いいね』をいただきました。その後も、“甘えんぼアザラ柴”になるたびにポストしていますが、いつもフォロワーのみなさんから『可愛い』と言っていただき、嬉しく思います」

【獣医師解説】飼い主さんの足の間から顔を出す犬の心理

飼い主さんの足の間から顔を出すこむぎくん
飼い主さんの足の間から顔を出すこむぎくん。
@8WpW5RcF9WCFJrQ
とある日の散歩中、こむぎくんは飼い主さんの足の間から“ニョキッ”と顔を出していたようです。こむぎくんの行動からはどのようなことが読み取れるのか、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
山口先生:
「飼い主さんの足元は、愛犬にとって安心できる場所です。また、犬は体に添う狭い場所に本能的に安心感を抱くので、飼い主さんの足の間は不安や甘えの気持ちを満たすのにぴったりの場所なのかもしれません。

また、“足の間に入る”という行動をとったときに『飼い主さんがなでて抱っこしてくれた』という嬉しい経験も、行動を強化するきっかけになったのでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
写真提供・取材協力/@8WpW5RcF9WCFJrQさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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