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獣医師監修|ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの黒い毛色について
黒い毛色のウェルシュ・コーギー・ペンブロークとは
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとは
明るく社交的で優しい性格とされていますが、牧羊犬としての習性の名残から、縄張り意識が強く、吠えやすい部分も。吠えグセをつけないためにも、子犬のころからしっかりとしつけることが大切です。
標準体重は9~12kg、標準体高は25~30cmとされ、一般的には「中型犬」に分類されることが多い犬種です。日本ではあまり知られていませんが、コーギーには「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という種類もいます。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの毛色の種類
なお、ウェルシュ・コーギー・カーディガンであれば、さまざまな毛色が認められているようです。
黒い毛色のコーギーとは
ブラック・アンド・タンのコーギーは、「トライカラー」とも呼ばれ、ブラック、タン(黄褐色)、ホワイトの3色からなる毛色です。
頭部の色合いによって、「レッドヘッド」タイプと、「ブラックヘッド」タイプの2種類に分けられ、ブラックヘッドのコーギーは、掛け合わせが難しいことから希少カラーとされています。
しかし、生まれたときはブラックヘッドでも、成長するにつれてレッドヘッドに変わるケースもあるようです。
黒い毛色のウェルシュ・コーギー・ペンブロークの迎え入れ方
迎え入れは?
※ペットショップAの一例(2019年4月現在「いぬのきもち」WEB MAGAZINE編集部調べ)
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼うときの注意点
「椎間板ヘルニア」などの病気に注意する
そのほか、股関節の形が発育の段階で形態的な異常をおこしている「股関節形成不全」や、ゆっくりと麻痺が進行する脊髄の病気「変性性脊髄症」などにかかりやすいとされています。
運動不足に注意する
散歩は1回30分~60分を目安に、1日2回以上連れて行くのが理想です。散歩の際は、毎回同じコースではなく、その都度行き先を変えるのもよいでしょう。
そのほか、タオルに隠したおやつを探させるなどの頭を使うトレーニングや、時間があるときはドッグランなどに連れて行ってあげるのもおすすめですよ。
ただし、コーギーは胴長短足の体型などから、地面の照り返し熱の影響を受けやすい犬種です。夏など暑い時期の散歩は、早朝に行うなど時間帯に十分に注意してください。
肥満に注意する
コーギーが肥満になると、「椎間板ヘルニア」や「関節炎」などを引き起こすリスクが高まります。さらに、糖尿病や呼吸器疾患などの原因にもつながるため、注意が必要です。
犬の食事の基本は、ライフステージにあった総合栄養食のフードと新鮮な水です。与えているフードのパッケージなどを参考に適量を与え、おやつのあげすぎにも気を配りましょう。
抜け毛に注意する
どんな毛色でもウェルシュ・コーギー・ペンブロークは魅力的な犬種♪
どの毛色でも、コーギーはとっても魅力的な犬種なので、パートナーとして迎え入れた際には、しつけやお世話、健康管理をしっかりと行い、最後まで責任をもって育ててあげることが大切です。
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『コーギーの標準体重や肥満防止法って?みんなの愛犬の体重も公開!』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬のヘルニア~種類や症状、治療と予防について~』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『飼い主さんの体験談つき!コーギーの性格とは?歴史や特徴も解説』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/ハセベサチコ
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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