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【専門家監修】トイ・プードルの散歩|適切な回数やしつけ方法を解説
トイ・プードルには散歩好きが多い?散歩が必要な理由とは
ぬいぐるみのように愛らしい外見もあって一見おとなしく見えるトイ・プードルですが、そのルーツは鴨猟犬。猟師が銃で仕留めた鴨を取りに行くという仕事をしていた犬種なので、本当はパワフルな一面ももっています。そのため、それなりの運動量が必要なのです。
遊び好きな犬も多いとされ、その遊びたい気持ちを満たすためにも、トイ・プードルにとって散歩は大切な生活サイクルのひとつといえるでしょう。
まだまだある!トイ・プードルに散歩が必要な理由
また、運動量を満たすことで体に良い影響を与えられるのはもちろんですが、同時にこれはストレス解消にもつながります。トイ・プードルが心身ともに健やかに過ごすために、散歩は効果的といえるでしょう。
そして散歩は、犬と飼い主さんとのコミュニケーションツールとしても優秀です。散歩中のしつけなどを通して褒めたり、アイコンタクトを行ったりすることで、より強い信頼関係が結べることでしょう。
頻度や回数、開始時期など散歩の基本を知ろう
もちろん個体差がありますので、愛犬の様子を見て時間や運動量を調整していくことが大切です。
また、特に夏場の場合は時間帯に注意が必要です。体高が人よりも地面に近い犬にとって、強い日差しの照り返しは命の危険にもつながりかねません。日の高い時間は避け、早朝や夕方など比較的涼しい時間に行ってください。
散歩デビューはいつから?
多くの場合は生後3か月半くらいで散歩デビューできるでしょうが、もしワクチンの接種が3回で設定されているようなら、抱っこでのお散歩でもかまいません。
社会性を身につけさせるためにも、外の環境に触れさせていくことが大切です。
トイ・プードルの散歩におすすめのしつけはこれ!
ツイテを教えるときは、散歩中に愛犬の名前を呼び、目が合ったら褒めてあげましょう。このとき、おやつを使うとより効果的です。
「目を合わせるとイイコトがある」と学習すると、飼い主さんと目を合わせたいと思うようになり、飼い主さんの横について歩くようになるでしょう。
散歩を嫌がる場合はどうしたら良いの?
もし外に行くのを嫌がるようであれば、以前のお散歩中に何か嫌な思いをした可能性があります。知らない犬に吠えられたり、知らない人に触られたりといったことはなかったでしょうか?愛犬の様子をよく観察し、理由を見極めて対応してあげてくださいね。
散歩がもっと楽しくなる!おすすめのお散歩テクニック
まず散歩コースですが、毎日変えてあげても良いでしょう。そうすることで冒険気分を味わえ、ワクワクした気持ちになるはずです。
もうひとつのコツは、広いところでダッシュするなどサプライズを用意すること。走ることが大好きなトイ・プードルは、遊びに誘われたと感じて喜んでくれるでしょう。
また、ヒミツのおやつを用意するのもおすすめです。散歩中だけのおやつがあることで、散歩の時間がよりうれしい時間へと変わることでしょう。
散歩中におすすめの遊び
例えば、信号待ちや見通しの悪い道などへの対策としても効果的な「カドカドオスワリ」。曲がり角に来るたびに、愛犬がオスワリをするように覚えさせていきます。このとき、おやつをあげて褒めることを忘れずに。
また、公園など木が数本生えている場所でおすすめなのが「グルグルウォーク」です。おやつを手に握りながら、木と木の間をグルグルと歩きましょう。愛犬が動きを合わせて歩けたら、手に持っていたおやつを与え、褒めてあげてください。
トイ・プードルとの散歩を楽しもう
散歩は飼い主さんと愛犬とがコミュニケーションをとるためにも大切な要素のひとつです。心を通わせ、生き生きと毎日を過ごすためにも、愛犬が楽しく散歩できるように心がけてあげたいですね。
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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