犬と暮らす
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愛犬が飼い主の手や顔をペロペロ! 何を伝えようとしているの?
人が「手」で愛犬を撫でたり触ったりしてかわいがるように、犬は「舌」を使って飼い主さんに愛情や気持ち、要求などを伝えようとしているのです。
愛犬がどんな気持ちを伝えようとしているのか、シチュエーション別に解説します。
しっぽをふりふりしながら手や顔をなめるのは?
これは、大好きな飼い主さんに会えたうれしさや、一緒にいて楽しいという気持ち、相手のことを慕っているという気持ちの表現なのです。
また、犬が初対面の人をペロペロすることもあります。
初めて会ったとき、犬はまず相手のニオイをかぎ、そこで「この人好きかも」「安心できそう」と感じると、相手をなめる場合があるのだとか。
犬にとっての友好的な挨拶といえるでしょう。
叱られたときに飼い主さんをなめるのは?
叱られると犬もストレスを感じます。飼い主さんの表情や雰囲気が「怖いな」と感じて、緊張を和らげるためになめているのでしょう。
また、飼い主さんに対して「私は怒ってないから、穏便にしてね」と、敵意がないことを表現しているともいえます。
もし叱っているときに犬がなめてきたら、それ以上叱るのはやめましょう。
叱るよりも、困ることが起こらないよう防ぐのが大前提です。
お手入れ中に手をなめるのは?
じつは、なめる行動には、相手に対して抵抗するときに見せるものもあるんです。
ブラッシング中にブラシを持つ手をなめられると「気持ちいいのかな?」と思ってしまいがちですが、犬は「もうやめて~」とやさしく訴えているのだとか。
お手入れが苦手な犬の場合は、おやつなどで気を逸らして、短時間ですませるのがよいでしょう。
なめる行動にはいろいろな気持ちが隠れている
ご紹介した以外にも「撫でてほしい」「遊んでほしい」あるいは「おやつをちょうだい!」というような要求を伝えるためになめることもあります。
シチュエーションや犬のしぐさから、何を伝えようとしているのか見極められるようになると、愛犬との絆がますます深まりそうですね。
文/松浦すみえ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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