犬と暮らす
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スムーズなお散歩のためにも 犬を迎えたら”真っ先にできるようにしたい”3つのこと
何てことないことが、犬によっては意外とできない場合も!
ごく当たり前にイメージしていることかもしれませんが、じつはこれが案外難しい場合があります。
犬によっては、首輪をつけられることを激しく嫌がったり、リードを見せると家中を逃げ回ったりと、苦戦するケースが少なくないのです。愛犬に首輪もリードもつけられなければ、散歩へ連れて行くことはもちろん、お出かけや通院すらできないことを意味します。
そこで今回は、スムーズな首輪のつけ方と外し方、リードのつけ方をご紹介。
愛犬との楽しい生活のためにも、基本中のキホンをしっかり押さえておきましょう!
首輪のつけ方
愛犬に嫌がられないようにするコツは、首輪を見せないこと。
リラックスしているときに近づいて、後ろからサッと装着しましょう。
犬の視界に入らないように首輪を通す
愛犬に見えないよう、首輪をあごの下に通して、両手で持ちます。
首の後ろに素早く留め具を回す
このとき、一方の手は動かさずに首の後ろで固定しておくと、多少愛犬が動いてもサッと留め具をはめられます。
指を入れて適度なゆとりを確認する
首の一番細い部分と首輪の間に人さし指が1本入る程度が適切です。
それ以上ゆとりがあったり、きつかったりする場合は調整しましょう。
首輪の外し方
そんなときは、愛犬をほかのことに夢中にさせておいたり、愛犬の体に密着して動きを止めたりしてから外しましょう。
おやつを与えながら外す
小さく切ったおやつを片手で与えながら、もう片方の手で留め具を外します。
足で犬の体をはさんで外す
リードのつけ方
愛犬にはこれからリードをつけることを意識させないよう、背後から手早く装着しましょう。
愛犬の背後に回り、首輪の金具を持つ
リードを用意し、愛犬の背後に回ったら、首輪についている金具(Dカン)をつまむように持ちます。
つまんだ金具を首の後ろに回す
反対の手でリードの金具(ナスカン)を持ち、つまんでいた首輪の金具にひっかけます。
散歩後にリードを外す際は、やはりリードの金具を愛犬の首の後ろ側にスライドさせて、愛犬の視界に入らない位置で外すようにしましょう。
いかがでしたか?
初めて犬を迎えると、思いがけずうまくいかないことも多々あります。
そんなときに焦って何とかしようとすると、逆効果になったり、愛犬にストレスをかけたりすることも。
愛犬に合った方法で、じっくり慣れさせるようにするといいですね。
参考/初めて飼い主さんの「いぬのきもち」2020年5月号『はじめての愛犬のしつけ・お世話 基本のき18』(監修:しつけ教室DOGLY代表 荒井隆嘉先生)
文/h.taco
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