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ケア不足ではなくじつは病気だった⁉ 犬が「涙やけ」になる4つの原因

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目のまわりの毛色が変化してしまう「涙やけ」。飼い主さんの中には「私のケアが足りていないのかも」と気にする方もいるようです。
しかし、目を専門に診察している獣医師の増永先生によると、ほとんどの場合、病気によって涙がこぼれやすくなることが原因なのだとか。よくある4つの原因についてご紹介します!

イラスト/うてのての

涙やけの原因1)目の変なところに毛が生えて涙がこぼれやすくなっている!

通常は生えない場所に発毛する「異所性発毛」という病気があります。それが目まわりに発症すると、毛を伝って涙がこぼれ落ちやすくなり、なかなか治らない涙やけの原因になることが! 毛を取り除く処置をして治します。

涙やけの原因2)涙を通す道がふさがって、涙が流れ出ている!

目頭にある、涙が流れこむ部位である鼻涙管。その鼻涙管がなんらかの原因で詰まることで涙が溢れ出てしまう病気「鼻涙管閉塞」もしつこい涙やけの原因として考えられます。鼻涙管のつまりを解消する手術を行い治療します。

涙やけの原因3)角膜炎などの病気で涙の量が増えてしまっている!

目の表面に傷がつく角膜損傷は角膜炎のひとつ。散歩中に枝や草などが目に入るなどして傷ができ、炎症が起こります。涙の量が増えるほか、充血やかゆみの症状が出ることも。犬種に関わらずすべての犬の多いので注意が必要です

「角膜炎」などの涙が出やすくなる病気にかかっていると、涙の量が異常に増えるため、きちんととケアをしていても涙やけがひどくなることがあります。急に涙やけが出てきたら、一度かかりつけ医に相談しておくと安心です。

涙やけの原因4)涙をキープする油を出すマイボーム腺に異常がある!

マイボーム腺の機能が低下してしまった犬の目。涙に見立てた黄色い液体が目の下側にこぼれています

涙に油分を与えたり、目の縁に油分の“土手”をつくって涙をこぼれにくくする役割があるマイボーム腺。そのマイボーム腺の機能が低下すると、涙がこぼれやすくなり、結果的に涙やけになってしまうことがあります。目のまわりのマッサージや手術などで治療します。

いかがでしたか? 涙やけは放っておくと炎症が進んで、より治りにくくなることもあります。また、重大な目の病気の可能性もありますから、「たかが涙やけ」と思って放置せず、気になったら一度しっかりと診てもらうといいですね。


参考/2021年3月号「目の病気プチ事典」(監修:東京都杉並区浜田山 マスナガ動物病院院長 増永朗先生)
写真提供/マスナガ動物病院
イラスト/うてのての
文/melanie

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